LOVE AND THUNDER
ソー:ラブ&サンダー
前作が好きだった人ほど、落差を感じるかもしれません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- タイカ・ワイティティ
- 出演
- クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベール、テッサ・トンプソン
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2022年
- シリーズ
- 『ソー』第4作
- 上映時間
- 119分
あらすじ(ネタバレなし)
自分探しの旅に出ていたソーのもとに、危機の知らせが届きます。神々を狙って殺し続ける男、ゴアが現れたのです。
戻った故郷で、彼は思わぬ人物と再会します。かつての恋人ジェーンが、砕けたはずの武器ムジョルニアを手に、雷神として立っていました。
彼女には人に言えない事情がありました。ソー、ジェーン、ヴァルキリーらは、さらわれた子どもたちを救うためゴアを追います。
ここが見どころ
クリスチャン・ベールの悪役
神に見捨てられた父親という役です。この人物の造形だけが、作品全体から浮くほど真剣に作られています。
モノクロの戦闘
影の世界での戦いが、色を抜いた画面で描かれます。本作で最も印象に残る場面です。
ジェーンの物語
ナタリー・ポートマンが再登板し、単なる恋人役ではない立場を与えられています。
この映画について:元恋人が、雷神の力を手にして戻ってくる。
前作『バトルロイヤル』は、重い設定を軽妙な語り口で処理した点が新鮮でした。本作はその手法を推し進めた結果、笑いが主で物語が従になっています。
問題は、扱っている題材が重いことです。子どもを失った父の復讐と、病を抱えた女性の選択。どちらも冗談で流せる内容ではありません。
クリスチャン・ベールの演技だけが、その重さに見合っています。彼の場面と他の場面で、映画のトーンが接続していない。
終盤の展開には見るべきものがあります。特に最後の選択は、シリーズの中でも真っ当な着地です。そこまでの道のりが軽すぎたのが惜しい。
この作品の良さ
- クリスチャン・ベールによる悪役の造形
- モノクロで描かれる戦闘場面
- ジェーンに与えられた独自の物語
- 終盤の選択の真っ当さ
当サイトの評価
元恋人が、雷神の力を手にして戻ってくる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 2.9 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 3.4 |
| 余韻 | 3.0 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 119 分
- シリーズ
- 第4 作
- 日本公開
- 2022 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
『ソー』シリーズの第4作で、前作に続きタイカ・ワイティティが監督を務めました。
笑いの比重が高すぎるという批判が多く、前作より評価を下げました。一方で悪役の造形は高く評価されています。
こんな人におすすめ
- MCUを追いかけている人
- クリスチャン・ベールの悪役が観たい人
- 前作の作風が好きだった人
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