ソー:ラブ&サンダー(2022年・洋画)のイメージ

ソー:ラブ&サンダー

3.1/5当サイトの評価(5点満点)

前作が好きだった人ほど、落差を感じるかもしれません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・共同脚本
タイカ・ワイティティ
出演
クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベール、テッサ・トンプソン
製作国
アメリカ
日本公開
2022年
シリーズ
『ソー』第4作
上映時間
119分

あらすじ(ネタバレなし)

自分探しの旅に出ていたソーのもとに、危機の知らせが届きます。神々を狙って殺し続ける男、ゴアが現れたのです。

戻った故郷で、彼は思わぬ人物と再会します。かつての恋人ジェーンが、砕けたはずの武器ムジョルニアを手に、雷神として立っていました。

彼女には人に言えない事情がありました。ソー、ジェーン、ヴァルキリーらは、さらわれた子どもたちを救うためゴアを追います。

ここが見どころ

クリスチャン・ベールの悪役

神に見捨てられた父親という役です。この人物の造形だけが、作品全体から浮くほど真剣に作られています。

モノクロの戦闘

影の世界での戦いが、色を抜いた画面で描かれます。本作で最も印象に残る場面です。

ジェーンの物語

ナタリー・ポートマンが再登板し、単なる恋人役ではない立場を与えられています。

この映画について:元恋人が、雷神の力を手にして戻ってくる。

前作『バトルロイヤル』は、重い設定を軽妙な語り口で処理した点が新鮮でした。本作はその手法を推し進めた結果、笑いが主で物語が従になっています。

問題は、扱っている題材が重いことです。子どもを失った父の復讐と、病を抱えた女性の選択。どちらも冗談で流せる内容ではありません。

クリスチャン・ベールの演技だけが、その重さに見合っています。彼の場面と他の場面で、映画のトーンが接続していない。

終盤の展開には見るべきものがあります。特に最後の選択は、シリーズの中でも真っ当な着地です。そこまでの道のりが軽すぎたのが惜しい。

この作品の良さ

  • クリスチャン・ベールによる悪役の造形
  • モノクロで描かれる戦闘場面
  • ジェーンに与えられた独自の物語
  • 終盤の選択の真っ当さ

当サイトの評価

3.1/5.0

元恋人が、雷神の力を手にして戻ってくる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本2.9
映像美3.8
音楽3.8
演技3.4
余韻3.0

世間ではどう評価されているか

上映時間
119
シリーズ
第4
日本公開
2022

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『ソー』シリーズの第4作で、前作に続きタイカ・ワイティティが監督を務めました。

笑いの比重が高すぎるという批判が多く、前作より評価を下げました。一方で悪役の造形は高く評価されています。

こんな人におすすめ

  • MCUを追いかけている人
  • クリスチャン・ベールの悪役が観たい人
  • 前作の作風が好きだった人

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