サマーフィルムにのってIT'S A SUMMER FILM!
邦画2021年青春2020年代コメディ

サマーフィルムにのって

小さな作品ですが、観たあとの気分がとても良い一本です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
松本壮史
脚本
三浦直之、松本壮史
出演
伊藤万理華、金子大地、河合優実
上映時間
97分
公開
2021年8月

あらすじ(ネタバレなし)

高校の映画部。恋愛映画ばかり作る部の方針に不満を持つハダシは、自分が書いた時代劇の脚本を撮ることを決意します。

仲間を集め、主演には偶然出会った不思議な転校生・凛太郎を据えます。文化祭での上映を目指して撮影が進むなか、凛太郎には隠していることがありました。

ここが見どころ

時代劇への愛

主人公が敬愛するのは、いまや廃れた時代劇です。好きなものが時代遅れであることを、正面から扱っています。

最後の上映

撮り終えていない映画を上映する終盤。作りかけを見せるという選択が、この作品の答えです。

この映画について:時代劇を撮りたい女子高生が、映画部で反乱を起こす。

映画作りものとして王道ですが、「完成させること」を目的にしないところが良いです。作りかけでも、撮っている時間が価値だという結論。

伊藤万理華の芝居が全体を引っ張っており、勢いと不器用さが同居しています。

難点は、SF的な設定の扱いが緩いことと、97分に対して要素が多いことです。ただ、後味は非常に良い。

この作品の良さ

  • 好きなものが時代遅れであることを扱う姿勢
  • 完成を目的にしない結論
  • 伊藤万理華の芝居

当サイトの評価

4.2/5.0

時代劇を撮りたい女子高生が、映画部で反乱を起こす。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.1
音楽4.2
演技4.4
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

公開規模
単館系での公開
IMDb
6.9 /10
評価
高い 口コミで支持が広がった

小規模公開ながら評価が高く、映画部・映画作りを扱った青春映画として繰り返し言及される作品になっています。

こんな人におすすめ

  • 映画作りの話が好きな人
  • 後味のいい青春ものが観たい人
  • 短くて明るい作品を探している人

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