さかなのこTHE FISH TALE
邦画2022年青春2020年代沖田修一

さかなのこ

気持ちのいい映画です。落ち込んだときに効きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
沖田修一
原作
さかなクン『さかなクンの一魚一会』
出演
のん、柳楽優弥、夏帆、井川遥、さかなクン
上映時間
139分
公開
2022年9月

あらすじ(ネタバレなし)

「男か女かはどっちでもいい」。そんな字幕から映画は始まります。魚が好きすぎる子どもミー坊を、のんが演じます。

勉強はできません。授業中も魚の絵ばかり描いています。父は心配しますが、母は「あの子は好きなことがあるから大丈夫」と言い切ります。

高校、就職、上京。ミー坊は魚に関わる仕事を探しますが、うまくいきません。それでも、好きであることだけは変わりません。

ここが見どころ

母親の肯定

井川遥演じる母が、一度も息子を否定しません。この人物がいるから、この映画は成立しています。

のんの起用

性別を問わない配役。冒頭の字幕がその宣言になっています。

さかなクン本人の出演

「ギョギョおじさん」役で登場します。物語の起点を本人が演じるという構造です。

この映画について:さかなクンの半生を、のんが演じる。

沖田修一らしく、笑いの間が非常に良い。成功譚として作られていないところも良く、最後まで「うまくいっていない」状態が続きます。

同時に、周囲の人々に助けられ続けているという事実も描かれます。一人の才能の話にしていません。

難点は139分の長さと、中盤のエピソードが並列的で緩いことです。

この作品の良さ

  • 母親の造形
  • 笑いの間の良さ
  • 成功譚にしない構成

当サイトの評価

4.1/5.0

さかなクンの半生を、のんが演じる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.3
音楽4.2
演技4.5
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

原作
さかなクン 自伝
受賞
各映画賞 主演女優賞ほか
IMDb
6.8 /10

原作はさかなクンの自伝『さかなクンの一魚一会』です。

さかなクン本人も出演しています。

こんな人におすすめ

  • 気持ちの良い映画を探している人
  • 好きなことを続けたい人
  • 沖田修一作品が好きな人

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