
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
コインランドリーを営む移民女性が、並行世界の自分の能力を借りて戦う。悪ふざけの密度と、母娘の話の真面目さが同居する。

とにかく歌が続くので、退屈する隙がありません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
劇場の再建に成功したバスター・ムーンは、次の目標として大都市レッドショア・シティでの公演を目指します。しかしオーディションでは相手にされませんでした。
強引に売り込むため、彼は「伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイが出演する」と嘘をつきます。実際にはクレイは15年間隠遁しており、連絡すら取れません。
公演の準備が進む中、仲間たちはクレイの説得に向かいます。同時に、各自が新しい挑戦を抱えていました。ダンス、演技、そして高所からの飛行。
既存のヒット曲が大量に使われます。知っている曲が次々流れる構成で、音楽映画としての満足度は高い。
20分近く続くクライマックスの舞台。複数の見せ場を同時進行させる構成で、アニメーションの利点が活きています。
隠遁したロックスター役を、U2のボノが演じています。この配役自体が作品の仕掛けになっています。
前作の構成をそのまま拡大した続編です。オーディション、練習、本番という流れは変わらず、規模だけが大きくなっています。新しさはありません。
ただ、この型は確実に機能します。それぞれの登場人物に課題があり、それを乗り越えて本番に臨む。分かりやすさが最大の武器です。
終盤のショーは見応えがあり、複数の演目を並行して見せる編集が巧い。子どもも大人も飽きさせない配分になっています。
深い主題はありません。ファミリー向けの娯楽として、必要なことを必要なだけやった作品です。
動物たちが、大都市の劇場に挑む。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.8 |
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
2016年『SING/シング』の続編です。製作はイルミネーション。
既存のヒット楽曲を多数使用した構成が、シリーズの特徴になっています。
各サービスで「SING シング ネクストステージ」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。