モアナと伝説の海2(2024年・洋画)のイメージ
洋画2024年アニメ2020年代アメリカ

モアナと伝説の海2

成立の経緯を知ると、構成の粗さの理由が分かる作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デイヴィッド・G・デリック・Jr.ほか
製作
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
声の出演(英語版)
アウリイ・クラヴァーリョ、ドウェイン・ジョンソン
製作国
アメリカ
公開
2024年
興行収入
51.7億円(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

前作から3年。モアナは島の航海の伝統を復活させ、人々を導く存在になっていました。しかし他の島々との交流は途絶えたままです。

祖先からの啓示を受けた彼女は、失われた島モトゥフェトゥを探す旅に出ることを決意します。それが人々を再びつなぐ鍵でした。

今回は一人ではありません。船大工、農夫、記録係といった仲間を集め、モアナは初めてチームで航海に出ます。

ここが見どころ

海の映像

前作から技術は進歩しており、水の表現はさらに精緻です。嵐や巨大生物の場面の物量は見応えがあります。

仲間との航海

単独行動だった前作から、チーム制に変わりました。この変化自体は、物語上の成長として筋が通っています。

音楽

前作のリン=マニュエル・ミランダは参加していません。楽曲の印象は前作より弱いという評価が一般的です。

この映画について:配信ドラマの企画を、映画に作り替えた続編。

本作はもともと配信ドラマとして企画され、途中で劇場映画に変更されました。その名残が構成に出ています。挿話が並列に並び、一本の映画としての盛り上がりが作りにくい。

仲間を増やしたことも、良し悪しがあります。役割は分かりやすくなりましたが、それぞれの掘り下げは浅く、記号的です。

映像の水準は高く、とくに海と嵐の表現は前作を超えています。ここは疑いようがありません。

商業的には大成功でしたが、作品としては前作に及びません。続編を作る必然性が内容から感じられないのが最大の問題です。

この作品の良さ

  • 前作を超える海と嵐の映像
  • チームでの航海という変化
  • アウリイ・クラヴァーリョの歌唱
  • 映像面での技術の進歩

当サイトの評価

3.6/5.0

配信ドラマの企画を、映画に作り替えた続編。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.3
映像美4.4
音楽4.1
演技3.6
余韻3.4

世間ではどう評価されているか

興行収入
51.7 億円(日本)
経緯
配信ドラマ から劇場映画へ変更
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

2016年『モアナと伝説の海』の続編です。当初は配信ドラマとして企画され、製作途中で劇場映画に変更されました。

興行的には大きな成功を収めましたが、作品評価は前作を下回りました。当サイトでは前作と実写版も収録しています。

こんな人におすすめ

  • 前作『モアナと伝説の海』を観た人
  • 海の映像を楽しみたい人
  • 家族で観る作品を探している人

配信を探す

各サービスで「モアナと伝説の海2」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。