12 ANGRY MEN
THE SEVENTH SEAL
第七の封印
重い主題ですが、96分と短く、道中には笑いもあります。想像より入りやすい一本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- イングマール・ベルイマン
- 出演
- マックス・フォン・シドー、グンナール・ビョルンストランド、ビビ・アンデショーン
- 製作国
- スウェーデン
- 上映時間
- 96分
- 日本公開
- 1963年
あらすじ(ネタバレなし)
十字軍遠征から帰還した騎士アントニウスは、浜辺で死神と出会います。命を延ばすため、彼は死神にチェスの対局を持ちかけます。
対局を続けながら、彼は疫病が広がる祖国を旅します。魔女狩り、鞭打ち行進、そして陽気な旅芸人一家。神は沈黙したままで、騎士は答えを得られません。
ここが見どころ
死神との対局
浜辺のチェス盤。あまりに多く引用され、パロディにもされてきた場面ですが、実際に観ると静かで簡素です。
旅芸人一家
重い問答の合間に、明るい一家が挟まれます。答えは信仰ではなく、日々の生活の側にあるという配置です。
この映画について:死神とチェスをする。あの絵の出どころ。
神の沈黙を扱った作品ですが、結論は意外に地に足がついています。騎士は答えを得られず、代わりに旅芸人一家が生き延びる。
96分と短く、構成も明快です。難解というより、素朴で寓話的な作りです。
難点は、白黒でテンポも遅く、宗教的な議論が中心であることです。信仰をめぐる問いに関心がないと、退屈に感じるかもしれません。
この作品の良さ
- 死神との対局という強い設定
- 旅芸人一家という対比
- 96分と短く明快
当サイトの評価
4.8/5.0
死神とチェスをする。あの絵の出どころ。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 5.0 |
| 映像美 | 5.0 |
| 音楽 | 4.5 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 5.0 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- 審査員特別賞 1957年
- IMDb
- 8.1 /10
- 影響
- 多数 引用とパロディが極めて多い
カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。死神とチェスをする図像は、映画史でもっとも引用された場面のひとつです。
こんな人におすすめ
- 映画史の古典を押さえたい人
- 短い作品を試したい人
- 寓話的な話が好きな人
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