THE SEVENTH SEAL
洋画1957年ドラマ1950年代スウェーデン

第七の封印

重い主題ですが、96分と短く、道中には笑いもあります。想像より入りやすい一本です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
イングマール・ベルイマン
出演
マックス・フォン・シドー、グンナール・ビョルンストランド、ビビ・アンデショーン
製作国
スウェーデン
上映時間
96分
日本公開
1963年

あらすじ(ネタバレなし)

十字軍遠征から帰還した騎士アントニウスは、浜辺で死神と出会います。命を延ばすため、彼は死神にチェスの対局を持ちかけます。

対局を続けながら、彼は疫病が広がる祖国を旅します。魔女狩り、鞭打ち行進、そして陽気な旅芸人一家。神は沈黙したままで、騎士は答えを得られません。

ここが見どころ

死神との対局

浜辺のチェス盤。あまりに多く引用され、パロディにもされてきた場面ですが、実際に観ると静かで簡素です。

旅芸人一家

重い問答の合間に、明るい一家が挟まれます。答えは信仰ではなく、日々の生活の側にあるという配置です。

この映画について:死神とチェスをする。あの絵の出どころ。

神の沈黙を扱った作品ですが、結論は意外に地に足がついています。騎士は答えを得られず、代わりに旅芸人一家が生き延びる。

96分と短く、構成も明快です。難解というより、素朴で寓話的な作りです。

難点は、白黒でテンポも遅く、宗教的な議論が中心であることです。信仰をめぐる問いに関心がないと、退屈に感じるかもしれません。

この作品の良さ

  • 死神との対局という強い設定
  • 旅芸人一家という対比
  • 96分と短く明快

当サイトの評価

4.8/5.0

死神とチェスをする。あの絵の出どころ。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本5.0
映像美5.0
音楽4.5
演技4.8
余韻5.0

世間ではどう評価されているか

カンヌ
審査員特別賞 1957年
IMDb
8.1 /10
影響
多数 引用とパロディが極めて多い

カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。死神とチェスをする図像は、映画史でもっとも引用された場面のひとつです。

こんな人におすすめ

  • 映画史の古典を押さえたい人
  • 短い作品を試したい人
  • 寓話的な話が好きな人

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