

ランニング・マン
1987年版とは別物として観るのが正しい作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- エドガー・ライト
- 原作
- スティーヴン・キング(リチャード・バックマン名義)『バトルランナー』
- 出演
- グレン・パウエル、コールマン・ドミンゴ、ジョシュ・ブローリン
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2025年
- ジャンル
- アクション/SF
あらすじ(ネタバレなし)
格差が固定された近未来。職を失ったベン・リチャーズは、病気の娘の治療費を得るため、人気テレビ番組への参加を決めます。
番組の名は「ランニング・マン」。30日間、追跡者から逃げ切れば莫大な賞金が支払われます。ただし、生きて逃げ切った者はいません。
参加者の居場所を通報すれば市民にも報奨金が出ます。国中が彼を追う中、逃走が始まりました。
ここが見どころ
原作に近い構成
1987年版が競技場の中で戦う話にしたのに対し、本作は国中を逃げ回るという原作の設定に戻しています。
エドガー・ライトの編集
小気味よいカット割りと音楽の使い方。この監督の持ち味は本作でも健在です。
メディア批判
番組が視聴率のために事実を編集していく過程が描かれます。原作の主題がそのまま現代に接続します。
この映画について:30日間逃げ切れば賞金。国民全員が追跡者になる。
1987年の映画版は、原作から大きく離れた作品でした。本作は原作の設定に近づけており、別の映画化と考えるべきです。
国中が追跡者になるという設定が、いまの目で見ると生々しい。通報が報酬になる仕組みは、現在の社会の話としても読めます。
エドガー・ライトらしい編集と音楽で、テンポは良い。ただ、持ち味である軽妙さと、原作の陰鬱さが必ずしも噛み合っていません。
娯楽作としては十分に成立しています。原作の重さを期待すると、やや軽いと感じるかもしれません。
この作品の良さ
- 原作の設定に戻した構成
- エドガー・ライトの編集と音楽
- 通報が報酬になる仕組みの生々しさ
- メディア批判という主題
当サイトの評価
30日間逃げ切れば賞金。国民全員が追跡者になる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 3.9 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 3.7 |
| 余韻 | 3.5 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- スティーヴン・キング 『バトルランナー』
- 監督
- エドガー・ライト
- 日本公開
- 2025 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
スティーヴン・キングの小説を原作とする作品で、1987年の映画版とは別に製作されました。
原作に近い構成が評価される一方、監督の作風と原作の陰鬱さの相性を指摘する声もあります。
こんな人におすすめ
- 1987年版を観たことがある人
- エドガー・ライトの作品が好きな人
- 近未来を舞台にした作品が好きな人
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