パスト ライブスPAST LIVES
洋画2023年恋愛2020年代セリーヌ・ソン

パスト ライブス/再会

静かです。そして、最後の数分で泣かされます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
セリーヌ・ソン
出演
グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
製作国
アメリカ・韓国
上映時間
106分
公開
2024年4月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

ソウルの小学校。ナヨンとヘソンは、成績を競い合う仲の良い同級生です。ある日、ナヨンの一家がカナダへ移民することになり、二人は別れます。

12年後。ニューヨークで作家を目指すノラ(ナヨン)は、SNSでヘソンが自分を探していたことを知ります。二人はビデオ通話で毎日話すようになりますが、距離が縮まらないまま、彼女は連絡を絶ちます。

さらに12年後。結婚したノラのもとへ、ヘソンがニューヨークを訪れます。

ここが見どころ

「イニョン」という言葉

前世からの縁を意味する韓国語。この一語が、作品全体の枠組みになっています。

回転木馬の前の会話

24年ぶりに並んで座る二人。台詞は少なく、間が長い。

最後の路上

タクシーを待つ数分間。この沈黙のためにこの映画がある、と言っていい終わり方です。

この映画について:12歳で別れた二人が、24年後にニューヨークで会う。

三角関係の物語ですが、誰も悪くありません。「選ばなかった人生」を悼むという、恋愛映画としては珍しい主題を扱っています。

監督自身の経験が下敷きになっているとされます。夫役の人物が丁寧に描かれており、単純な当て馬になっていない点が優れています。

難点は、何も起きないこと。事件を求める人には物足りないでしょう。

この作品の良さ

  • 「選ばなかった人生」という主題
  • 夫役の描き方
  • 最後の沈黙

当サイトの評価

4.5/5.0

12歳で別れた二人が、24年後にニューヨークで会う。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.6
映像美4.5
音楽4.4
演技4.7
余韻5.0

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 作品賞・脚本賞ノミネート
IMDb
7.8 /10
監督
長編デビュー作 セリーヌ・ソン

第96回アカデミー賞で作品賞と脚本賞にノミネートされました。

セリーヌ・ソンの長編監督デビュー作です。

こんな人におすすめ

  • 静かな恋愛映画が好きな人
  • 移民の物語に関心がある人
  • 余韻の残る映画を探している人

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