

マザー!
何の話かを掴んだ瞬間に、印象が一変します。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ダーレン・アロノフスキー
- 出演
- ジェニファー・ローレンス、ハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファー
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2018年
- ジャンル
- ホラー/寓話
- 上映時間
- 121分
あらすじ(ネタバレなし)
森の中に建つ一軒家。詩人の夫と、その家を修復し続ける妻が暮らしています。夫は次の作品が書けずにいました。
ある夜、見知らぬ男が訪ねてきます。夫は快く彼を泊め、翌日にはその妻も現れました。招かれざる客は、勝手に振る舞い始めます。
客は次第に増えていきます。妻がいくら訴えても、夫は誰も追い返しません。家の中で起きることは、次第に理解を超えていきました。
ここが見どころ
主観に張り付くカメラ
ほぼ全編、妻の顔と背中を追い続けます。観客も彼女と同じだけしか状況を把握できません。
寓話としての構造
字義通りには意味が通りません。何かの比喩として読むことを前提に作られています。
終盤の暴走
後半20分で、家の中の状況は完全に崩壊します。この過剰さが本作の核です。
この映画について:家に客が来る。帰らない。増える。
極めて評価の割れた作品です。公開時、観客の採点は最低水準を記録しました。
理由は明白で、字義通りに観ると何が起きているのか分からないからです。本作は全編が比喩として作られています。
何の寓話なのかを掴むと、細部が一気につながります。ここでは書きませんが、答えは終盤に明示されます。
ただ、そうと分かっても不快であることは変わりません。後半の暴走は観ていて辛く、勧められる相手は限られます。
この作品の良さ
- 主観に張り付くカメラ
- 全編を比喩として組み立てた構造
- ジェニファー・ローレンスの演技
- 妥協のない後半の暴走
当サイトの評価
家に客が来る。帰らない。増える。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 4.3 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 121 分
- 監督
- ダーレン・アロノフスキー
- 日本公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
公開時、観客からの採点が極めて低かったことで知られる作品です。批評家の評価は分かれました。
暴力的な描写があり、寓話として読まないと理解が難しい構成です。
こんな人におすすめ
- 解釈が必要な作品が好きな人
- 不快な描写に耐えられる人
- 評価の割れた作品を確かめたい人
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