マザー!(2017年・洋画)のイメージ
洋画2017年ホラードラマアメリカ

マザー!

3.6/5当サイトの評価(5点満点)

何の話かを掴んだ瞬間に、印象が一変します。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ダーレン・アロノフスキー
出演
ジェニファー・ローレンス、ハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファー
製作国
アメリカ
日本公開
2018年
ジャンル
ホラー/寓話
上映時間
121分

あらすじ(ネタバレなし)

森の中に建つ一軒家。詩人の夫と、その家を修復し続ける妻が暮らしています。夫は次の作品が書けずにいました。

ある夜、見知らぬ男が訪ねてきます。夫は快く彼を泊め、翌日にはその妻も現れました。招かれざる客は、勝手に振る舞い始めます。

客は次第に増えていきます。妻がいくら訴えても、夫は誰も追い返しません。家の中で起きることは、次第に理解を超えていきました。

ここが見どころ

主観に張り付くカメラ

ほぼ全編、妻の顔と背中を追い続けます。観客も彼女と同じだけしか状況を把握できません。

寓話としての構造

字義通りには意味が通りません。何かの比喩として読むことを前提に作られています。

終盤の暴走

後半20分で、家の中の状況は完全に崩壊します。この過剰さが本作の核です。

この映画について:家に客が来る。帰らない。増える。

極めて評価の割れた作品です。公開時、観客の採点は最低水準を記録しました。

理由は明白で、字義通りに観ると何が起きているのか分からないからです。本作は全編が比喩として作られています。

何の寓話なのかを掴むと、細部が一気につながります。ここでは書きませんが、答えは終盤に明示されます。

ただ、そうと分かっても不快であることは変わりません。後半の暴走は観ていて辛く、勧められる相手は限られます。

この作品の良さ

  • 主観に張り付くカメラ
  • 全編を比喩として組み立てた構造
  • ジェニファー・ローレンスの演技
  • 妥協のない後半の暴走

当サイトの評価

3.6/5.0

家に客が来る。帰らない。増える。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美4.3
音楽3.7
演技4.2
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

上映時間
121
監督
ダーレン・アロノフスキー
日本公開
2018

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

公開時、観客からの採点が極めて低かったことで知られる作品です。批評家の評価は分かれました。

暴力的な描写があり、寓話として読まないと理解が難しい構成です。

こんな人におすすめ

  • 解釈が必要な作品が好きな人
  • 不快な描写に耐えられる人
  • 評価の割れた作品を確かめたい人

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