ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年・洋画)のイメージ
洋画2024年SF2020年代アメリカ

ゴジラxコング 新たなる帝国

シリーズの中で最も人間の話が少ない作品です。それを良いと取るか悪いと取るか。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
アダム・ウィンガード
出演
レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ダン・スティーヴンス
製作国
アメリカ
公開
2024年
シリーズ
モンスターヴァース第5作

あらすじ(ネタバレなし)

地上ではゴジラが、地下空洞ではコングがそれぞれ縄張りを守っていました。均衡は保たれていたはずです。

しかしコングは、地下でかつての同族の痕跡を発見します。彼と同じ種が生き残っていたのです。しかしその群れは、暴君のような存在に支配されていました。

その暴君が地上へ出れば、世界は終わります。ゴジラとコング、そして人類は、それぞれの理由で共闘することになります。

ここが見どころ

コングの物語

本作の主役は明確にコングです。同族を見つけ、群れの中での立場を得るまでが丁寧に描かれます。台詞なしで進む部分が多い。

地下空洞の設計

重力が異なる地下世界の意匠が拡張されています。荒唐無稽ですが、視覚的な面白さがあります。

人間パートの削減

前作までより人間の出番が減っています。この判断を歓迎する声は多い。

この映画について:今度は二匹が組む。人間の話はもう最小限。

シリーズが到達した結論は明確です。観客は怪獣を観に来ている。本作は人間の物語をほぼ捨て、怪獣の行動を中心に据えました。

その結果、コングの物語として一定の筋が通っています。言葉を持たない存在が、群れの中で立場を得ていく過程は、意外に丁寧です。

一方で、緊張感は乏しい。誰も死なず、危機も形式的です。プロレス的な見世物として楽しむのが正解でしょう。

アダム・ウィンガードの色彩感覚は本作でも健在です。ただ、前作の香港の場面ほど強い印象を残す画はありませんでした。

この作品の良さ

  • コングを主役に据えた構成
  • 人間パートを削減した判断
  • 地下空洞の視覚的な面白さ
  • 台詞なしで進む怪獣の物語

当サイトの評価

3.3/5.0

今度は二匹が組む。人間の話はもう最小限。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本2.9
映像美4.0
音楽3.7
演技3.3
余韻3.1

世間ではどう評価されているか

シリーズ
第5作 モンスターヴァース
興行収入
17.4 億円(日本)
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

モンスターヴァース第5作で、前作『ゴジラvsコング』の続編にあたります。

人間の物語を大幅に削減し、怪獣の描写に比重を置いた構成が特徴です。当サイトでは『ゴジラvsコング』も収録しています。

こんな人におすすめ

  • 怪獣映画が好きな人
  • 前作を観た人
  • 人間ドラマを求めない人

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