

ゴジラxコング 新たなる帝国
シリーズの中で最も人間の話が少ない作品です。それを良いと取るか悪いと取るか。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- アダム・ウィンガード
- 出演
- レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ダン・スティーヴンス
- 製作国
- アメリカ
- 公開
- 2024年
- シリーズ
- モンスターヴァース第5作
あらすじ(ネタバレなし)
地上ではゴジラが、地下空洞ではコングがそれぞれ縄張りを守っていました。均衡は保たれていたはずです。
しかしコングは、地下でかつての同族の痕跡を発見します。彼と同じ種が生き残っていたのです。しかしその群れは、暴君のような存在に支配されていました。
その暴君が地上へ出れば、世界は終わります。ゴジラとコング、そして人類は、それぞれの理由で共闘することになります。
ここが見どころ
コングの物語
本作の主役は明確にコングです。同族を見つけ、群れの中での立場を得るまでが丁寧に描かれます。台詞なしで進む部分が多い。
地下空洞の設計
重力が異なる地下世界の意匠が拡張されています。荒唐無稽ですが、視覚的な面白さがあります。
人間パートの削減
前作までより人間の出番が減っています。この判断を歓迎する声は多い。
この映画について:今度は二匹が組む。人間の話はもう最小限。
シリーズが到達した結論は明確です。観客は怪獣を観に来ている。本作は人間の物語をほぼ捨て、怪獣の行動を中心に据えました。
その結果、コングの物語として一定の筋が通っています。言葉を持たない存在が、群れの中で立場を得ていく過程は、意外に丁寧です。
一方で、緊張感は乏しい。誰も死なず、危機も形式的です。プロレス的な見世物として楽しむのが正解でしょう。
アダム・ウィンガードの色彩感覚は本作でも健在です。ただ、前作の香港の場面ほど強い印象を残す画はありませんでした。
この作品の良さ
- コングを主役に据えた構成
- 人間パートを削減した判断
- 地下空洞の視覚的な面白さ
- 台詞なしで進む怪獣の物語
当サイトの評価
今度は二匹が組む。人間の話はもう最小限。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 2.9 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.3 |
| 余韻 | 3.1 |
世間ではどう評価されているか
- シリーズ
- 第5作 モンスターヴァース
- 興行収入
- 17.4 億円(日本)
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
モンスターヴァース第5作で、前作『ゴジラvsコング』の続編にあたります。
人間の物語を大幅に削減し、怪獣の描写に比重を置いた構成が特徴です。当サイトでは『ゴジラvsコング』も収録しています。
こんな人におすすめ
- 怪獣映画が好きな人
- 前作を観た人
- 人間ドラマを求めない人
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