

猿の惑星/キングダム
前三部作を観ていなくても入れますが、観ていたほうが確実に響きます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ウェス・ボール
- 出演
- オーウェン・ティーグ、フレイア・アーラン、ケヴィン・デュランド、ウィリアム・H・メイシー
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2024年
- シリーズ
- 新三部作から数世代後
- 上映時間
- 145分
あらすじ(ネタバレなし)
シーザーの死から、数世代の時が流れました。猿たちは各地に部族を作り、人間は言葉を失って森をさまよっています。
鷹を育てる穏やかな氏族に育った若い猿ノアは、ある日、武装した集団に村を焼かれ、仲間をさらわれます。
追跡の旅に出た彼は、人間の少女と出会います。彼女には、猿たちが知らない目的がありました。
ここが見どころ
歴史の捏造という主題
シーザーの言葉が、支配のために都合よく作り替えられています。指導者の思想がどう利用されるかという問いが軸です。
映像技術
猿の表情の作り込みは、シリーズを通じて向上し続けています。俳優の演技がそのまま伝わる水準です。
人間の位置
人間は言葉を失い、動物のように扱われています。立場の逆転が徹底されています。
この映画について:シーザーの死から数世代後。彼の言葉は歪められていた。
前三部作の到達点が高かっただけに、続けることは難しい企画でした。時代を大きく進めたのは正しい判断です。
主題も良い。偉大な指導者の言葉が、死後に都合よく改変されるという話は、シリーズの寓話性とよく噛み合っています。
一方で、話の運びは遅い。145分のうち、序盤の1時間近くが状況説明に使われます。
終盤で提示される人間と猿の対立は、次作以降への布石として残されます。単体では完結しないため、結末に物足りなさは残ります。
この作品の良さ
- 歴史が捏造されるという主題
- 猿の表情を作り込んだ映像技術
- 立場の逆転を徹底した設定
- 時代を大きく進めた判断
当サイトの評価
シーザーの死から数世代後。彼の言葉は歪められていた。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 4.3 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.7 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 145 分
- シリーズ
- 新三部作 の数世代後
- 日本公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
『猿の惑星』新三部作から数世代後を舞台にした作品です。
単体では完結せず、続編への布石が残される構成になっています。
こんな人におすすめ
- 前三部作を観た人
- 寓話的なSFが好きな人
- 映像技術に関心がある人
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