猿の惑星/キングダム(2024年・洋画)のイメージ

猿の惑星/キングダム

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

前三部作を観ていなくても入れますが、観ていたほうが確実に響きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ウェス・ボール
出演
オーウェン・ティーグ、フレイア・アーラン、ケヴィン・デュランド、ウィリアム・H・メイシー
製作国
アメリカ
日本公開
2024年
シリーズ
新三部作から数世代後
上映時間
145分

あらすじ(ネタバレなし)

シーザーの死から、数世代の時が流れました。猿たちは各地に部族を作り、人間は言葉を失って森をさまよっています。

鷹を育てる穏やかな氏族に育った若い猿ノアは、ある日、武装した集団に村を焼かれ、仲間をさらわれます。

追跡の旅に出た彼は、人間の少女と出会います。彼女には、猿たちが知らない目的がありました。

ここが見どころ

歴史の捏造という主題

シーザーの言葉が、支配のために都合よく作り替えられています。指導者の思想がどう利用されるかという問いが軸です。

映像技術

猿の表情の作り込みは、シリーズを通じて向上し続けています。俳優の演技がそのまま伝わる水準です。

人間の位置

人間は言葉を失い、動物のように扱われています。立場の逆転が徹底されています。

この映画について:シーザーの死から数世代後。彼の言葉は歪められていた。

前三部作の到達点が高かっただけに、続けることは難しい企画でした。時代を大きく進めたのは正しい判断です。

主題も良い。偉大な指導者の言葉が、死後に都合よく改変されるという話は、シリーズの寓話性とよく噛み合っています。

一方で、話の運びは遅い。145分のうち、序盤の1時間近くが状況説明に使われます。

終盤で提示される人間と猿の対立は、次作以降への布石として残されます。単体では完結しないため、結末に物足りなさは残ります。

この作品の良さ

  • 歴史が捏造されるという主題
  • 猿の表情を作り込んだ映像技術
  • 立場の逆転を徹底した設定
  • 時代を大きく進めた判断

当サイトの評価

3.7/5.0

シーザーの死から数世代後。彼の言葉は歪められていた。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美4.3
音楽3.9
演技3.7
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

上映時間
145
シリーズ
新三部作 の数世代後
日本公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『猿の惑星』新三部作から数世代後を舞台にした作品です。

単体では完結せず、続編への布石が残される構成になっています。

こんな人におすすめ

  • 前三部作を観た人
  • 寓話的なSFが好きな人
  • 映像技術に関心がある人

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