アメリカン・フィクションAMERICAN FICTION
アメリカン・フィクション
風刺喜劇として観に行くと、家族の話で泣かされます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- コード・ジェファーソン
- 原作
- パーシヴァル・エヴェレット
- 出演
- ジェフリー・ライト、スターリング・K・ブラウン、トレイシー・エリス・ロス
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 117分
- 公開
- 2024年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
大学教授で小説家のモンクは、古典を下敷きにした難解な作品を書いています。売れません。出版社には「黒人らしくない」と言われます。
一方、貧困と暴力を描いた別の作家の小説が絶賛されています。憤慨したモンクは、ふざけて偽名で「いかにも」な小説を書き上げ、送りつけます。
出版社は大喜びで高額の契約を提示します。同時に、彼の家族には次々と問題が起こっていました。
ここが見どころ
登場人物が作者と話す場面
書いている小説の登場人物が、部屋に現れて会話を始めます。喜劇として非常にうまい。
家族のパート
母の認知症、兄との関係、家政婦の結婚。風刺と並行して、こちらのほうに重心があります。
結末の処理
複数の終わり方を並べて提示します。「期待される結末」への皮肉です。
この映画について:売れない作家が、ふざけて書いた「黒人らしい小説」が大ヒットする。
風刺の対象は、出版業界と、それを消費する読者です。そして観客自身も、その構造の中にいることが最後に示されます。
コード・ジェファーソンの監督デビュー作で、アカデミー脚色賞を受賞しました。
難点は、風刺のパートと家族のパートが必ずしも噛み合っていないことです。
この作品の良さ
- 風刺の切れ味
- 家族パートの充実
- 結末の処理
当サイトの評価
4.1/5.0
売れない作家が、ふざけて書いた「黒人らしい小説」が大ヒットする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.4 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 脚色賞 2024年
- IMDb
- 7.4 /10
- 監督
- デビュー作 コード・ジェファーソン
第96回アカデミー賞で脚色賞を受賞し、作品賞を含む5部門にノミネートされました。
原作はパーシヴァル・エヴェレットの小説『Erasure』です。
こんな人におすすめ
- 風刺喜劇が好きな人
- 出版や創作に関心がある人
- 家族ものも楽しみたい人
配信を探す
各サービスで「アメリカン・フィクション」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。