容疑者Xの献身SUSPECT X
容疑者Xの献身
テレビドラマの劇場版ですが、単体で観ても問題ありません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 西谷弘
- 原作
- 東野圭吾
- 出演
- 福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子
- 上映時間
- 128分
- 公開
- 2008年10月
あらすじ(ネタバレなし)
高校の数学教師・石神は、隣室に住む母娘に密かな思いを寄せています。ある日、彼女たちが元夫を殺してしまったことを知った石神は、完全なアリバイ工作を申し出ます。
捜査に協力を求められた物理学者・湯川は、容疑者が大学時代の同級生である石神だと知ります。互いの能力を認め合う二人の、静かな対決が始まります。
ここが見どころ
倒叙形式
誰が殺したかは冒頭で示されます。謎は「どうやって隠したか」だけという構成です。
堤真一の芝居
無表情で、猫背で、感情を出さない。終盤で一度だけ崩れるときの落差が全部です。
この映画について:犯人もトリックも、最初から分かっている。
ミステリーとしての仕掛けは、原作の力が大きい。それを映像化するにあたって、余計なことをしなかったのが良い判断です。
テレビシリーズの劇場版としては珍しく、軽さを排して静かに作られています。
難点は、テレビシリーズの人物関係が前提の場面があることと、湯川の役割が受け身なことです。ただ、堤真一の芝居だけでも観る価値があります。
この作品の良さ
- 倒叙形式を活かした構成
- 堤真一の芝居
- テレビの軽さを排した作り
当サイトの評価
4.4/5.0
犯人もトリックも、最初から分かっている。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.6 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- 国内興行収入
- 49.2 億円
- 日本アカデミー賞
- 受賞 最優秀作品賞ほか
- IMDb
- 7.3 /10
国内興行収入49.2億円を記録し、日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞しました。原作は直木賞受賞作です。
こんな人におすすめ
- ミステリーが好きな人
- 倒叙形式に興味がある人
- 分かりやすい娯楽作を探している人
配信を探す
各サービスで「容疑者Xの献身」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。