ウーマン・トーキングWOMEN TALKING
洋画2022年ドラマ2020年代会話劇

ウーマン・トーキング 私たちの選択

事件そのものは描かれません。議論だけの映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
サラ・ポーリー
原作
ミリアム・トウズ
出演
ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、フランシス・マクドーマンド
製作国
アメリカ
上映時間
104分
公開
2023年6月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

2010年、外部と隔絶した宗教共同体。女性たちが眠っている間に襲われるという事件が、長年にわたって繰り返されてきました。

犯人は男性の住人たちでした。逮捕された彼らの保釈金を集めるため、男たちは町へ出かけています。戻るまで二日。

残された女性たちは、納屋に集まります。選択肢は三つ。何もしない、戦う、去る。彼女たちは読み書きができないため、議事録は男性の教師が取ります。

ここが見どころ

議論の設計

感情論と信仰と現実の折り合いを、一つずつ検討していきます。結論に至る過程そのものが物語です。

彩度を落とした映像

ほぼモノクロに近い色調。納屋の中の閉塞感と、外の光の対比が効いています。

子どもたちの存在

議論の周りで遊ぶ子どもたち。この決断が誰のためのものかが、常に画面にあります。

この映画について:納屋の中で、女たちが二日かけて話し合う。

実際に起きた事件を下敷きにしていますが、原作は「これは事実への女性たちの応答である」という立場を取っています。

事件の描写がほとんどないのが重要です。被害を再現せず、その後をどう生きるかだけを扱っています。

難点は、会話劇のため退屈に感じる人がいることと、人物の描き分けがやや難しいことです。

この作品の良さ

  • 議論の設計
  • 被害を再現しない判断
  • 俳優陣の演技

当サイトの評価

4.1/5.0

納屋の中で、女たちが二日かけて話し合う。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.4
映像美4.2
音楽4.4
演技4.7
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
脚色賞 2023年
IMDb
6.7 /10
原作
ミリアム・トウズ 小説

第95回アカデミー賞で脚色賞を受賞し、作品賞にもノミネートされました。

原作はミリアム・トウズの小説で、実際に起きた事件を下敷きにしています。

こんな人におすすめ

  • 会話劇が好きな人
  • 重い題材に向き合える人
  • 議論の過程を追いたい人

配信を探す

各サービスで「ウーマン・トーキング 私たちの選択」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。