若おかみは小学生!(2018年・邦画)のイメージ

若おかみは小学生!

4.0/5当サイトの評価(5点満点)

子ども向けだと思って侮ると、確実に泣かされます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
高坂希太郎
原作
令丈ヒロ子の児童文学
声の出演
小林星蘭、水樹奈々、松田颯水
製作国
日本
公開
2018年
上映時間
94分

あらすじ(ネタバレなし)

小学6年生のおっこは、交通事故で両親を失います。祖母が営む温泉旅館「春の屋」に引き取られました。

旅館には、この土地に居ついた幽霊の少年ウリ坊が見えます。彼に励まされ、おっこは若おかみとして働き始めました。

訪れる客はそれぞれ事情を抱えています。彼らをもてなすうち、おっこは自分が何から目を逸らしていたのかに気づいていきます。

ここが見どころ

喪失の扱い

両親の死は、明るい日常の裏に置かれ続けます。忘れているのではなく、直視できていないという状態が丁寧です。

終盤の客

ある人物が旅館を訪れます。この場面が本作の頂点で、児童向けの範囲を超えた重さがあります。

作画

料理、湯気、動きのある表情。丁寧に作られたアニメーションです。

この映画について:両親を失った少女が、旅館の若おかみになる。

見た目は完全に児童向けです。しかし扱われているのは、両親の死をどう受け入れるかという主題です。

うまいのは、それを直接描かないことです。おっこは明るく働き続け、悲しむ場面がほとんどありません。それが逆に、直視できていないことを示します。

終盤、ある客が訪れる場面があります。ここで彼女は、避けてきたものと向き合わされる。この10分ほどが圧倒的です。

公開時は上映規模が小さく、口コミで評価が広がりました。大人こそ観るべき作品だと思います。

この作品の良さ

  • 喪失を直接描かない構成
  • 終盤の客の場面
  • 丁寧なアニメーション
  • 児童向けの体裁で重い主題を扱った点

当サイトの評価

4.0/5.0

両親を失った少女が、旅館の若おかみになる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.0
音楽3.9
演技4.0
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

上映時間
94
原作
令丈ヒロ子 の児童文学
公開
2018

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

公開時の上映規模は小さかったものの、口コミで評価が広がり、各種の映画賞を受賞しました。

両親の死を扱っており、児童向けの体裁ながら重い内容を含みます。

こんな人におすすめ

  • 子ども向けと侮らずに観られる人
  • 喪失を扱った作品に関心がある人
  • 丁寧な作画のアニメを探している人

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