ヴェルミリオVERMIGLIO
洋画2024年ドラマ2020年代イタリア

ヴェルミリオ

とても静かで、美しい作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
マウラ・デルペロ
出演
トンマーゾ・ラーニョ、ロベルタ・ロヴェッリ、マルティナ・スクリンツィ
製作国
イタリア・フランス・ベルギー
上映時間
119分
公開
2025年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1944年、イタリア北部の山村ヴェルミリオ。教師のチェーザレは、大勢の子どもを抱えて暮らしています。村は戦争から遠く、時間がゆっくり流れています。

そこへ、シチリア出身の脱走兵ピエトロが匿われます。長女ルチアは彼に惹かれ、二人は結婚します。しかしピエトロには、話していないことがありました。

ここが見どころ

四季の映像

雪、雪解け、夏、収穫。一年を通して同じ場所を撮ることで、時間の重みが出ます。

方言の使用

現地の方言がそのまま使われています。イタリア国内でも字幕が必要とされました。

この映画について:第二次大戦末期、アルプスの村。脱走兵が匿われる。

戦争を描きながら、戦闘は一切出てきません。山村に届く戦争の余波だけが、静かに描かれます。

監督の家族の記憶が下敷きになっているとされます。細部の生活描写が非常に具体的です。

難点は、起伏がほとんどないことと、人物が多く区別しにくいことです。

この作品の良さ

  • 四季の映像
  • 生活描写の具体性
  • 戦闘を描かない戦争映画としての成立

当サイトの評価

4.1/5.0

第二次大戦末期、アルプスの村。脱走兵が匿われる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.7
音楽4.3
演技4.4
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

ヴェネツィア
銀獅子賞 2024年
IMDb
7.0 /10
製作国
イタリア

2024年のヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞しました。

第97回アカデミー賞の国際長編映画賞・イタリア代表作品に選出されています。

こんな人におすすめ

  • 静かな作品が好きな人
  • イタリア映画に関心がある人
  • 山の風景を味わいたい人

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