アップグレード(2018年・洋画)のイメージ

アップグレード

3.8/5当サイトの評価(5点満点)

知名度は低いのですが、非常によくできています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
リー・ワネル
出演
ローガン・マーシャル=グリーン、ベティ・ガブリエル、ハリソン・ギルバートソン
製作国
オーストラリア・アメリカ
日本公開
2019年
上映時間
100分
ジャンル
SF/アクション

あらすじ(ネタバレなし)

近未来。機械嫌いの整備士グレイは、妻とともに襲撃を受けます。妻は殺され、彼は首から下の自由を失いました。

絶望する彼に、若き実業家が実験的なチップの移植を提案します。「STEM」と名付けられたそれは、脊髄を代替する人工知能でした。

身体が動くようになった彼の中で、STEMが話しかけてきます。復讐を望むグレイに、STEMは戦い方を教えると告げました。

ここが見どころ

身体が勝手に動く表現

戦闘中、カメラが身体の動きに完全に追従します。本人の意思と身体が分離している感覚が、撮影方法だけで伝わります。

低予算の使い方

限られた予算を、少数の場面に集中させています。無駄がなく、100分に収まっています。

結末

後味は極めて悪い。この結末があるからこそ、単なるアクションで終わっていません。

この映画について:身体が勝手に動いて、人を殺していく。

低予算のSFアクションですが、着想と撮影方法の一致という点で非常に優秀です。

戦闘場面で、カメラが身体に張り付いて一緒に動きます。本人の顔は怯えているのに身体は正確に人を殺すという、この設定でしか作れない画になっています。

物語も単純ながら整理されています。復讐、正体の判明、そして結末。100分に無駄がありません。

終盤の展開は容赦がなく、後味は悪い。ただ、その苦さが作品を締めています。知名度は低いのですが、勧められる一本です。

この作品の良さ

  • 身体と意思の分離を示す撮影
  • 低予算を集中させた構成
  • 100分に収めた密度
  • 容赦のない結末

当サイトの評価

3.8/5.0

身体が勝手に動いて、人を殺していく。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美3.9
音楽3.8
演技3.8
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

上映時間
100
製作国
オーストラリア ・アメリカ
日本公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

低予算で製作されたSFアクションで、批評家からの評価が高い作品です。

暴力描写が強く、後味は良くありません。

こんな人におすすめ

  • 知られていない良作を探している人
  • SFアクションが好きな人
  • 後味の悪い結末に耐えられる人

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