ウィッチTHE WITCH
ウィッチ
怖がらせる作りではありません。不穏さだけで押します。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ロバート・エガース
- 出演
- アニヤ・テイラー=ジョイ、ラルフ・アイネソン、ケイト・ディッキー
- 製作国
- アメリカ・カナダ・イギリス
- 上映時間
- 92分
- 公開
- 2017年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1630年代のニューイングランド。信仰の解釈をめぐって入植地を追放された一家が、森のそばに移り住みます。父、母、そして5人の子どもです。
長女トマシンが赤ん坊の弟をあやしている間に、その子が消えます。森の中に、何かがいるようです。
作物は育たず、家畜は病み、家族は互いを疑い始めます。母は娘を疑い、双子は山羊に話しかけ、父は祈り続けます。
ここが見どころ
言葉の再現
台詞は当時の日記や裁判記録から作られています。現代英語話者にも聞き取りにくいほど徹底しています。
自然光のみの撮影
室内は蝋燭の光だけ。当時の暗さがそのまま画面に出ています。
黒山羊のブラック・フィリップ
終盤で果たす役割。この作品でいちばん有名な存在になりました。
この映画について:17世紀ニューイングランド。信仰が家族を壊していく。
この映画が描いているのは、「魔女がいたかどうか」より、信仰の共同体が疑心によって自壊する過程です。魔女狩りの歴史の縮図として読めます。
エガースの長編デビュー作です。次作『ライトハウス』や『ノスフェラトゥ』にも通じる、考証への執着がすでに出ています。
難点は、台詞が聞き取りにくいこと、テンポが遅いこと、そして刺激を求めると外れることです。
この作品の良さ
- 時代考証の徹底
- 自然光のみの撮影
- 共同体の自壊の描写
当サイトの評価
4.2/5.0
17世紀ニューイングランド。信仰が家族を壊していく。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.7 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- サンダンス
- 監督賞 2015年
- IMDb
- 7.0 /10
- 監督
- 長編デビュー作 ロバート・エガース
2015年のサンダンス映画祭で監督賞を受賞しました。
ロバート・エガースの長編監督デビュー作です。
こんな人におすすめ
- 時代考証に興味がある人
- 静かなホラーが好きな人
- 宗教と共同体の話に関心がある人
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