ババドゥックTHE BABADOOK
洋画2014年ホラー2010年代オーストラリア

ババドゥック 暗闇の魔物

ホラーの形をした、悲嘆についての映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ジェニファー・ケント
出演
エッシー・デイヴィス、ノア・ワイズマン
製作国
オーストラリア
上映時間
94分
公開
2015年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

アメリアは、息子サミュエルを出産する日に、交通事故で夫を失いました。以来6年、彼女は疲れきっています。

サミュエルは怪物がいると言い張り、武器を作り、学校で問題を起こします。母は誰にも助けを求められません。

ある夜、見覚えのない絵本が本棚にありました。『ミスター・ババドゥック』。読み聞かせを始めた母は、途中でページをめくる手を止めます。

ここが見どころ

絵本の造形

実際に作られた飛び出す絵本。この小道具だけで作品の世界が成立しています。

母親の疲弊

睡眠不足、周囲の無理解、息子への苛立ち。怪物が出る前から、すでに十分に恐ろしい。

地下室の結末

怪物を倒しません。「一緒に暮らす」という着地が、この作品の答えです。

この映画について:絵本に出てくる怪物が、家に居座る。

怪物が何の比喩かは、途中で明らかです。それでも成立するのは、母親の疲弊の描写が徹底して具体的だからです。

ジェニファー・ケントの長編デビュー作で、低予算ながら国際的に高い評価を受けました。

難点は、比喩が分かりやすすぎることと、子役の演技が意図的に苛立たせる作りになっていることです。

この作品の良さ

  • 母親の疲弊の描写
  • 絵本という小道具
  • 倒さない結末

当サイトの評価

4.2/5.0

絵本に出てくる怪物が、家に居座る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.4
音楽4.3
演技4.7
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

受賞
各映画祭 監督賞・新人賞ほか
IMDb
6.8 /10
監督
長編デビュー作

サンダンス映画祭などで注目され、国際的に高い評価を受けました。

ジェニファー・ケントの長編監督デビュー作です。

こんな人におすすめ

  • 比喩のあるホラーが好きな人
  • 子育て中の人
  • 血の出ないホラーを探している人

配信を探す

各サービスで「ババドゥック 暗闇の魔物」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。