ザ・フラッシュ(2023年・洋画)のイメージ

ザ・フラッシュ

3.1/5当サイトの評価(5点満点)

見どころははっきりしていますが、全体としては歪な作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
アンディ・ムスキエティ
出演
エズラ・ミラー、マイケル・キートン、サッシャ・カジェ、ベン・アフレック
製作国
アメリカ
日本公開
2023年
シリーズ
DCエクステンデッド・ユニバース
上映時間
144分

あらすじ(ネタバレなし)

超高速で動く能力を持つバリー・アレンは、幼い頃に母を殺され、父が冤罪で服役しています。

自分の速度が時間をも遡れると気づいた彼は、母が死ぬ日に戻って歴史を変えました。しかし戻った現在は、まったく別の世界です。

スーパーマンはおらず、代わりにいたのは引退した老いたバットマンでした。世界を襲う脅威に対し、彼らは戦力を集め始めます。

ここが見どころ

マイケル・キートンの復帰

1989年版『バットマン』の俳優が、同じ役で戻ってきます。登場場面と決め台詞は、旧作の観客には効きます。

二人のバリー

過去に戻った本人と、その世界のバリーが同時に存在します。一人二役の掛け合いが前半の推進力です。

時間ものとしての主題

過去を変えれば何かを失う。使い古された主題ですが、終盤の選択には見るべきものがあります。

この映画について:母を救うために過去へ戻ったら、世界が変わっていた。

見どころははっきりしています。マイケル・キートンの再登板。これを目当てにするなら、期待は裏切られません。

しかし全体は歪です。CGの質にばらつきがあり、特に終盤の映像は完成度が低い。公開当時からこの点は指摘されていました。

物語としても、シリーズの再編という制作側の事情が透けて見えます。作品として何を語りたいかより、次にどうつなぐかが優先されている。

加えて、主演俳優をめぐる一連の問題が公開前に報じられ、作品の受け止め方に影響しました。興行成績は期待を大きく下回っています。

この作品の良さ

  • マイケル・キートンの再登板
  • 一人二役の掛け合い
  • 終盤の選択の扱い
  • 時間ものとしての骨格

当サイトの評価

3.1/5.0

母を救うために過去へ戻ったら、世界が変わっていた。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本2.9
映像美3.5
音楽3.5
演技3.4
余韻3.0

世間ではどう評価されているか

上映時間
144
シリーズ
DC
日本公開
2023

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

DCのヒーロー映画で、マイケル・キートンが1989年版以来のバットマン役で出演しています。

興行成績は期待を大きく下回り、CGの完成度についても批判が集まりました。公開前に報じられた主演俳優をめぐる問題も、受け止め方に影響しています。

こんな人におすすめ

  • 1989年版『バットマン』を観た人
  • DC作品を追いかけている人
  • 時間ものが好きな人

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