悪魔のいけにえTHE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE
洋画1974年ホラー1970年代低予算

悪魔のいけにえ

怖いというより、精神的に消耗する映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
トビー・フーパー
出演
マリリン・バーンズ、ガンナー・ハンセン
製作国
アメリカ
上映時間
83分
公開
1975年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1973年8月、テキサス。祖父の墓が荒らされたという知らせを受けて、サリーら5人の若者が車で現地へ向かいます。

ガソリンスタンドは燃料切れ。廃屋となった祖父の家を見て回るうち、彼らは近くの一軒家に立ち寄ります。

その家の玄関から、人の皮でできた面をかぶった大男が現れます。

ここが見どころ

音の設計

チェーンソーの音、金属音、豚の鳴き声、絶叫。耳から疲弊させる作りが徹底しています。

夕食の場面

終盤、長時間続く食卓の一連。暴力よりも、この場面の不快さのほうが記憶に残ります。

16mmの質感

粒子が粗く、色が褪せた映像。ドキュメンタリーのような生々しさがあります。

この映画について:実は流血場面がほとんどない。それでもいちばん不快。

「実話に基づく」と謳われましたが、これは宣伝であり、実際には実在の事件を直接扱ったものではありません。参照された要素はあります。

流血描写は意外なほど少なく、実際にはほとんど画面に出ません。それでも不快なのは、音と編集の設計によります。

難点は、その不快さが目的なので、楽しむ種類の映画ではないことです。撮影現場の過酷さも知られています。

この作品の良さ

  • 音による疲弊の設計
  • 16mmの生々しい質感
  • 83分という短さ

当サイトの評価

4.0/5.0

実は流血場面がほとんどない。それでもいちばん不快。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.4
音楽4.3
演技4.0
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

影響
スラッシャー映画の原型
IMDb
7.4 /10
製作費
約14万ドル 低予算

低予算のインディペンデント作品として製作され、以降のスラッシャー映画の原型となりました。

「実話に基づく」という宣伝が行われましたが、特定の事件をそのまま描いたものではありません。

こんな人におすすめ

  • ホラーの歴史を追いたい人
  • 音響設計に興味がある人
  • 不快さに耐性がある人

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