悪魔のいけにえTHE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE
悪魔のいけにえ
怖いというより、精神的に消耗する映画です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- トビー・フーパー
- 出演
- マリリン・バーンズ、ガンナー・ハンセン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 83分
- 公開
- 1975年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1973年8月、テキサス。祖父の墓が荒らされたという知らせを受けて、サリーら5人の若者が車で現地へ向かいます。
ガソリンスタンドは燃料切れ。廃屋となった祖父の家を見て回るうち、彼らは近くの一軒家に立ち寄ります。
その家の玄関から、人の皮でできた面をかぶった大男が現れます。
ここが見どころ
音の設計
チェーンソーの音、金属音、豚の鳴き声、絶叫。耳から疲弊させる作りが徹底しています。
夕食の場面
終盤、長時間続く食卓の一連。暴力よりも、この場面の不快さのほうが記憶に残ります。
16mmの質感
粒子が粗く、色が褪せた映像。ドキュメンタリーのような生々しさがあります。
この映画について:実は流血場面がほとんどない。それでもいちばん不快。
「実話に基づく」と謳われましたが、これは宣伝であり、実際には実在の事件を直接扱ったものではありません。参照された要素はあります。
流血描写は意外なほど少なく、実際にはほとんど画面に出ません。それでも不快なのは、音と編集の設計によります。
難点は、その不快さが目的なので、楽しむ種類の映画ではないことです。撮影現場の過酷さも知られています。
この作品の良さ
- 音による疲弊の設計
- 16mmの生々しい質感
- 83分という短さ
当サイトの評価
4.0/5.0
実は流血場面がほとんどない。それでもいちばん不快。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- 影響
- スラッシャー映画の原型
- IMDb
- 7.4 /10
- 製作費
- 約14万ドル 低予算
低予算のインディペンデント作品として製作され、以降のスラッシャー映画の原型となりました。
「実話に基づく」という宣伝が行われましたが、特定の事件をそのまま描いたものではありません。
こんな人におすすめ
- ホラーの歴史を追いたい人
- 音響設計に興味がある人
- 不快さに耐性がある人
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