ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
デス・スターの設計図はどうやって盗まれたのか。シリーズ初のスピンオフでありながら、戦争映画として独立して成立している。
正直に言えば、うまくいっていない作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
政府の高官アマンダ・ウォーラーは、超人的な能力を持つ犯罪者を集めた部隊の編成を提案します。失敗しても切り捨てられる、使い捨ての戦力です。
集められたのは、狙撃手デッドショット、ジョーカーの恋人ハーレイ・クインら。首に爆弾を埋め込まれ、彼らは任務に就きます。
しかし現場では、想定を超える事態が起きていました。犯罪者たちは、互いを信用しないまま連携を強いられます。
ハーレイ・クインは、この作品から広く知られるようになりました。造形と演技だけで人物を定着させています。
悪党を主役にするという設定自体は魅力的です。ヒーロー映画の飽和に対する答えになり得ました。
冷徹な高官を演じます。作中で最も恐ろしいのが、能力を持たないこの人物という構図は効いています。
着想は良く、配役にも力があります。それでも作品としてはまとまっていません。
最大の問題は編集です。人物紹介が何度も繰り返され、場面のつながりが唐突で、音楽の使い方も統一されていません。公開前に大幅な再編集が行われたことが報じられており、その痕跡が随所にあります。
ジャレッド・レトのジョーカーは、撮影された多くの場面が使われず、断片的な登場に終わりました。結果として、存在意義が不明瞭になっています。
批評家の評価は厳しいものでした。ただ、マーゴット・ロビーのハーレイ・クインを生んだ点では、シリーズにとって重要な作品です。
収監中の悪党を集めて、任務に就かせる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 2.6 |
| 映像美 | 3.6 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 3.3 |
| 余韻 | 2.7 |
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しましたが、批評家からの評価は厳しいものでした。
公開前に大幅な再編集が行われたことが報じられており、構成の混乱が指摘されています。
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