

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
MCUの中でも、対立の作り方が最もうまい一本だと思います。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- アンソニー&ジョー・ルッソ
- 出演
- クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン、チャドウィック・ボーズマン
- 上映時間
- 147分
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2016年
- シリーズ
- マーベル・シネマティック・ユニバース
あらすじ(ネタバレなし)
各地での戦闘により、一般市民に多くの犠牲が出ていました。国際社会は、ヒーローを国連の管理下に置く協定を用意します。
アイアンマンは、責任を取るために署名すべきだと考えました。一方キャプテン・アメリカは、政治に判断を委ねることを拒みます。
そこへ、旧友バッキーが爆破事件の容疑者として浮上します。彼を守ろうとするキャプテンと、法に従おうとする側の対立は、決定的になっていきました。
ここが見どころ
空港での集団戦
十人以上が入り乱れる中盤の戦闘です。殺し合いではないという前提があるため、緊張と可笑しさが同居します。
悪役の不在
黒幕はいますが、規模は小さい。対立の原因はあくまで両者の信念であり、どちらにも理があります。
新キャラクターの導入
ブラックパンサーとスパイダーマンが初登場します。どちらも短い出番で人物を印象づけています。
この映画について:仲間同士が、どちらも正しいまま殴り合う。
ヒーロー同士の対立を扱った作品は多いのですが、本作は両者の主張がどちらも成立しているという点で抜けています。
アイアンマンの側には、犠牲者を出した責任という具体的な理由があります。キャプテンの側には、権力に判断を渡すことへの警戒があります。どちらかが間違っているという構図にしていない。
終盤は、政治的な対立から極めて個人的な理由の対立へ移ります。大きな話を最後に個人へ落とすという運びが上手い。
難点は登場人物の多さです。それぞれに見せ場を用意した結果、147分と長くなりました。シリーズを追っていないと関係が分かりにくい部分もあります。
この作品の良さ
- 両者の主張がどちらも成立する構造
- 空港での集団戦の設計
- 個人的な理由へ落とす終盤
- 新キャラクターの印象的な導入
当サイトの評価
仲間同士が、どちらも正しいまま殴り合う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 147 分
- シリーズ
- MCU
- 日本公開
- 2016 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
マーベル・シネマティック・ユニバースの作品で、ブラックパンサーとスパイダーマンが初登場しました。
明確な悪役を置かずに対立を成立させた構成が評価されています。
こんな人におすすめ
- MCUを追いかけている人
- どちらも正しい対立が好きな人
- 集団戦のアクションが観たい人
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