ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
デス・スターの設計図はどうやって盗まれたのか。シリーズ初のスピンオフでありながら、戦争映画として独立して成立している。
画面を観る映画です。話の筋は驚くほど普通です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
天才的な脳外科医スティーヴン・ストレンジは、自らの腕を誇り、他人を見下していました。しかし事故で両手の神経を損傷します。
あらゆる治療を試して失敗した彼は、噂を頼りにネパールへ渡ります。そこで出会ったのが、エンシェント・ワンと呼ばれる人物でした。
彼は魔術を学び始めます。しかし世界には、別の次元から侵食を狙う存在が迫っていました。
建物が回転し、鏡のように反転します。物理法則を無視した空間での追跡は、当時の映像表現として際立っていました。
力で勝つのではなく、相手が根負けするまで繰り返すという決着です。ヒーロー映画としては珍しい。
ティルダ・スウィントン、マッツ・ミケルセンら、格の高い俳優が脇を固めています。
物語は極めて定型的です。傲慢な人物が挫折し、師に出会い、成長する。意外な展開はほとんどありません。
本作の価値は映像にあります。空間そのものが変形する場面は、いま観ても見応えがあります。
終盤の決着も面白い。殴り合いで勝つのではなく、時間の仕組みを使って相手を降参させる。頭を使った解決という点で、シリーズの中でも変わっています。
一方、エンシェント・ワンの配役については、原作でアジア系の人物を白人俳優が演じたとして批判が起きました。この点は記録しておくべきです。
傲慢な外科医が、手を失って魔術に出会う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.8 |
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされました。
原作でアジア系とされる人物を白人俳優が演じた点については、公開時に批判が起きています。
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