

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
劇場版オリジナルとしては、かなり手堅くまとまった一本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 片桐崇
- 原作
- 遠藤達哉『SPY×FAMILY』
- 声の出演
- 江口拓也、種﨑敦美、早見沙織
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2023年
- 興行収入
- 63.2億円
あらすじ(ネタバレなし)
スパイの黄昏は、任務のために偽装家族「フォージャー家」を作っていました。妻ヨルは殺し屋、娘アーニャは人の心が読める超能力者ですが、互いにそれを知りません。
アーニャの学校での成績を上げるため、一家は名物料理の取材を兼ねた旅行に出ます。目的地は雪深い地方でした。
しかしアーニャが誤ってチョコレートを食べたことから、彼女の体内に軍事機密のマイクロフィルムが入ってしまいます。追われる立場になった一家は、飛行船の上で戦うことになります。
ここが見どころ
型を守った構成
劇場版オリジナルでありながら、「三人がそれぞれの正体を隠したまま同じ問題を解決する」というシリーズの型を崩していません。
アーニャ中心の展開
人気キャラクターを軸に据え、彼女の行動が事態を動かす構成。ファン向けとして正解です。
ヨルの戦闘場面
終盤の格闘は、テレビシリーズよりも作画に力が入っています。劇場版らしい見せ場です。
この映画について:偽装家族が、旅行先で世界の危機に巻き込まれる。
テレビアニメの劇場版オリジナル作品は、本編と噛み合わずに浮くことが多い。本作はそこをシリーズの型を厳密に守ることで回避しています。
物語自体は小さく、世界情勢が変わるような話ではありません。あくまで家族の旅行の延長として収めたのが賢明でした。
アーニャの心の声によるコメディも健在で、笑いのテンポは安定しています。この部分がシリーズの人気の中心なので、外していないのは重要です。
初見の観客にも比較的入りやすい作りです。設定の説明が冒頭にあり、人物の関係も分かりやすい。
この作品の良さ
- シリーズの型を厳密に守った構成
- 物語の規模を大きくしすぎない判断
- ヨルの戦闘場面の作画
- 初見でも入りやすい設定説明
当サイトの評価
偽装家族が、旅行先で世界の危機に巻き込まれる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 63.2 億円
- 原作
- 遠藤達哉 の漫画
- 公開
- 2023 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
テレビアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版で、オリジナル脚本による作品です。興行収入63.2億円。
劇場版オリジナルでありながらシリーズの型を守った構成が評価されました。
こんな人におすすめ
- テレビシリーズを観ている人
- アーニャが好きな人
- 家族で観るアニメを探している人
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