

名探偵コナン 黒鉄の魚影
近年の劇場版の中では、本編との関わりが最も深い一本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 立川譲
- 原作
- 青山剛昌
- 声の出演
- 高山みなみ、林原めぐみ、宮村優子
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2023年
- 興行収入
- 138.8億円
あらすじ(ネタバレなし)
太平洋上に建設された海洋施設「パシフィック・ブイ」で、世界中の防犯カメラ映像を集約するシステムが稼働しようとしていました。
その情報を狙う黒ずくめの組織は、施設に潜入します。目的は、顔認証によって組織を裏切った人物を特定することでした。
そこに映り込んでしまったのが、灰原哀です。組織に正体を知られた彼女は連れ去られ、コナンは彼女を救うため深海の施設へ向かいます。
ここが見どころ
灰原哀の物語
組織から逃れて生きてきた人物が、正面から追われる。シリーズの本筋に関わる要素を劇場版で扱ったことで、ファンの反応が大きくなりました。
ベルモットとの関係
灰原と敵対してきた人物との因縁が描かれます。長年の読者にとっては見どころです。
深海という舞台
水没していく施設からの脱出。物理的には無茶ですが、緊張の作り方としては効果的です。
この映画について:灰原哀に、組織の手が伸びる。
劇場版コナンは基本的に本編と独立していますが、本作は灰原哀という本筋の中心人物を主役に据えました。この判断が興行収入138.8億円という数字につながっています。
推理の比重は低く、ほぼアクションとサスペンスです。ただ、灰原の立場を知っている観客にとっては、彼女が追われる状況自体が緊張になります。
終盤の展開には、シリーズの物理法則を超えた場面が含まれます。ここは様式として受け入れるしかない部分です。
初見には厳しい作りです。灰原の過去も、組織との関係も、前提知識がないと意味が伝わりません。
この作品の良さ
- 灰原哀を主役に据えた企画
- シリーズ本筋への踏み込み
- 深海という舞台の緊張
- ベルモットとの因縁の描写
当サイトの評価
灰原哀に、組織の手が伸びる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 138.8 億円
- 位置づけ
- 第26作 劇場版シリーズ
- 公開
- 2023 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第26作で、興行収入138.8億円を記録しました。
シリーズの本筋に関わる灰原哀を中心に据えた構成が、興行を大きく伸ばした要因とされています。
こんな人におすすめ
- コナンのシリーズを追っている人
- 灰原哀が好きな人
- 組織の話に興味がある人
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