

鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ
映画としてどう評価するかが難しい形式の作品です。前提を書いておきます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 制作
- ufotable
- 原作
- 吾峠呼世晴
- 声の出演
- 花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2023年
- 形式
- 総集編+テレビ放送分の先行上映
あらすじ(ネタバレなし)
無限城に鬼舞辻無惨が上弦の鬼たちを招集します。刀鍛冶の里の場所を突き止めた彼らは、次の標的を定めました。
一方、炭治郎は刀を打ち直してもらうため、刀鍛冶の里を訪れます。そこには霞柱・時透無一郎と、恋柱・甘露寺蜜璃がいました。
里の平穏は長くは続きません。上弦の鬼たちの襲撃が始まり、鬼殺隊と刀鍛冶たちは窮地に立たされます。
ここが見どころ
ufotableの作画
戦闘場面の作画と撮影効果は、シリーズを通して極めて高い水準です。劇場のスクリーンで観る価値は明確にあります。
上弦の鬼の集結
冒頭の無限城の場面は、原作でも印象的なくだりです。空間が歪む演出が視覚的に効いています。
新キャラクターの導入
時透無一郎と甘露寺蜜璃という二人の柱が本格的に登場します。以後の展開の鍵になる人物です。
この映画について:テレビ放送前の先行上映という形式。
まず形式について書く必要があります。本作はテレビシリーズの総集編と、これから放送される話数を先行上映したものです。完結した映画ではありません。
この形式は興行としては成功しましたが、映画としての構成は成立していません。話は途中で終わり、続きはテレビで放送されます。
作画と音響は文句なしで、劇場で観る意味はあります。とくに戦闘場面の情報量は、家庭の環境では再現しづらい。
評価としては、「劇場で先行して観るためのイベント」と捉えるのが正確です。映画作品として期待すると、確実に肩透かしを食います。
この作品の良さ
- ufotableによる戦闘作画
- 劇場の音響で観る価値
- 無限城の空間演出
- 新しい柱二人の導入
当サイトの評価
テレビ放送前の先行上映という形式。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.4 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 3.7 |
| 余韻 | 3.5 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 41.6 億円
- 形式
- 総集編 +先行上映
- 公開
- 2023 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
テレビシリーズの総集編と、放送前の新エピソードを組み合わせた劇場公開作品です。
完結した映画作品ではなく、テレビ放送の先行上映という形式である点に注意が必要です。当サイトでは『無限列車編』『無限城編 第一章』も収録しています。
こんな人におすすめ
- テレビシリーズを追っている人
- 劇場の音響で作画を観たい人
- 形式を承知したうえで観られる人
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