雪山の絆SOCIETY OF THE SNOW
雪山の絆
過去の映画化とは、視点も言語も異なります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- J・A・バヨナ
- 原作
- パブロ・ビエルチ
- 出演
- エンソ・ヴォグリンチッチ、マティアス・レカルト
- 製作国
- スペイン・ウルグアイ・チリ
- 上映時間
- 144分
- 公開
- 2023年(配信)
あらすじ(ネタバレなし)
1972年10月、ウルグアイのラグビーチームを乗せたチャーター機が、アンデス山脈に墜落します。生存者は数十名でした。
標高3500メートル、気温は氷点下30度。機体の残骸を風よけにして、彼らは救助を待ちます。しかし10日後、ラジオが捜索の打ち切りを告げます。
食料は尽きています。生き延びるために、彼らはある決断を迫られます。
ここが見どころ
スペイン語での製作
当事者と同じ言語で作られた初の映画化です。ウルグアイとアルゼンチンの俳優が演じています。
語り手の選択
生還しなかった一人が語り手を務めます。「生き残った者だけの物語にしない」という判断です。
雪崩の場面
夜間、機体が雪に埋まる一連。実際にシエラネバダ山脈で撮影されました。
この映画について:1972年、アンデスに墜落した飛行機。72日間の記録。
1993年にも『生きてこそ』として映画化されていますが、あちらは英語のアメリカ映画でした。今回は当事者の言語と視点で作られています。
食人という選択を、扇情的に扱いません。生存者たちが合意に至る過程が、丁寧に描かれます。
難点は144分の長さと、人物が多く区別しにくいことです。
この作品の良さ
- 当事者の言語での製作
- 語り手の選択
- 扇情的にしない演出
当サイトの評価
4.2/5.0
1972年、アンデスに墜落した飛行機。72日間の記録。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 国際長編映画賞ほかノミネート
- IMDb
- 7.7 /10
- 題材
- 1972年の実話
第96回アカデミー賞で国際長編映画賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされました。
制作にあたり、生存者と遺族への長期取材が行われています。
こんな人におすすめ
- 実話ものが好きな人
- サバイバルものを観たい人
- 重い題材に向き合える人
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