シークレット・エージェントTHE SECRET AGENT
洋画2025年サスペンス2020年代ブラジル

シークレット・エージェント

『アイム・スティル・ヒア』と同じ時代を、別の角度から描いた作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
クレベール・メンドンサ・フィリオ
出演
ワグネル・モウラ、マリア・フェルナンダ・カンジド、ガブリエル・レオーネ
製作国
ブラジルほか
上映時間
158分
公開
2026年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1977年、カーニバルの週。技術者のマルセロは、身分を隠してレシフェの街に戻ってきます。息子を引き取るためです。

彼は、軍事政権と結んだ人物から命を狙われています。街には身を隠す人々のための互助組織があり、彼はそこに匿われます。

同時に、街ではある奇妙な噂が広まっています。人間の脚が発見されたというのです。

ここが見どころ

ワグネル・モウラの演技

常に怯えながら、平静を装う男。この役でカンヌ男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされました。

1977年のレシフェ

看板、車、映画館。街の再現に予算の大半が使われています。

現代のパート

終盤、この物語がどう記録されたかが示されます。「記憶を誰が保管するか」という主題です。

この映画について:1977年、軍事政権下のブラジル。名前を変えて逃げてきた男。

監督のクレベール・メンドンサ・フィリオは、一貫して「土地と記憶」を撮り続けてきた作家です。今回はそれを軍事政権の時代に接続しています。

政治サスペンスとして観ると、テンポは遅い。むしろ街の描写を味わう作品です。

難点は158分の長さと、複数の要素が並列的で散漫に感じられることです。

この作品の良さ

  • ワグネル・モウラの演技
  • 1977年の街の再現
  • 記憶という主題

当サイトの評価

4.3/5.0

1977年、軍事政権下のブラジル。名前を変えて逃げてきた男。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.6
音楽4.5
演技4.8
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

カンヌ
監督賞・男優賞 2025年
アカデミー賞
ノミネート 作品賞・主演男優賞ほか
IMDb
7.6 /10

2025年のカンヌ国際映画祭で監督賞と男優賞を受賞しました。

第98回アカデミー賞では作品賞・主演男優賞・国際長編映画賞にノミネートされています。

こんな人におすすめ

  • ブラジル映画に関心がある人
  • 政治サスペンスが好きな人
  • 『アイム・スティル・ヒア』を観た人

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