シークレット・エージェントTHE SECRET AGENT
シークレット・エージェント
『アイム・スティル・ヒア』と同じ時代を、別の角度から描いた作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- クレベール・メンドンサ・フィリオ
- 出演
- ワグネル・モウラ、マリア・フェルナンダ・カンジド、ガブリエル・レオーネ
- 製作国
- ブラジルほか
- 上映時間
- 158分
- 公開
- 2026年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1977年、カーニバルの週。技術者のマルセロは、身分を隠してレシフェの街に戻ってきます。息子を引き取るためです。
彼は、軍事政権と結んだ人物から命を狙われています。街には身を隠す人々のための互助組織があり、彼はそこに匿われます。
同時に、街ではある奇妙な噂が広まっています。人間の脚が発見されたというのです。
ここが見どころ
ワグネル・モウラの演技
常に怯えながら、平静を装う男。この役でカンヌ男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされました。
1977年のレシフェ
看板、車、映画館。街の再現に予算の大半が使われています。
現代のパート
終盤、この物語がどう記録されたかが示されます。「記憶を誰が保管するか」という主題です。
この映画について:1977年、軍事政権下のブラジル。名前を変えて逃げてきた男。
監督のクレベール・メンドンサ・フィリオは、一貫して「土地と記憶」を撮り続けてきた作家です。今回はそれを軍事政権の時代に接続しています。
政治サスペンスとして観ると、テンポは遅い。むしろ街の描写を味わう作品です。
難点は158分の長さと、複数の要素が並列的で散漫に感じられることです。
この作品の良さ
- ワグネル・モウラの演技
- 1977年の街の再現
- 記憶という主題
当サイトの評価
4.3/5.0
1977年、軍事政権下のブラジル。名前を変えて逃げてきた男。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.5 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- 監督賞・男優賞 2025年
- アカデミー賞
- ノミネート 作品賞・主演男優賞ほか
- IMDb
- 7.6 /10
2025年のカンヌ国際映画祭で監督賞と男優賞を受賞しました。
第98回アカデミー賞では作品賞・主演男優賞・国際長編映画賞にノミネートされています。
こんな人におすすめ
- ブラジル映画に関心がある人
- 政治サスペンスが好きな人
- 『アイム・スティル・ヒア』を観た人
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