シンドラーのリストSCHINDLER'S LIST
洋画1993年戦争1990年代スピルバーグ

シンドラーのリスト

観るのに体力が要りますが、一度は観るべき作品だと思います。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
スティーヴン・スピルバーグ
原作
トーマス・キニーリー
音楽
ジョン・ウィリアムズ
撮影
ヤヌス・カミンスキー
出演
リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ
製作国
アメリカ
上映時間
195分
公開
1994年2月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1939年、ドイツ占領下のポーランド、クラクフ。ナチ党員の実業家オスカー・シンドラーは、戦争を商機と見て、接収された工場の経営に乗り出します。

彼が雇ったのは、賃金の安いユダヤ人労働者でした。会計士のイツァーク・シュターンが、実務のすべてを担います。

ゲットーの解体と、収容所の設置。目の前で行われる殺戮を見るうちに、シンドラーの動機は少しずつ変わっていきます。

ここが見どころ

赤いコートの少女

モノクロの画面で、一人だけ色がついています。この一点だけで、数字が人になります。

レイフ・ファインズのゲート

収容所長アーモン・ゲート。悪を怪物としてではなく、退屈した凡人として描いています。

最後の実写

本編の後、実際の生存者と俳優が並んで墓に石を置きます。ここで映画が現実に接続されます。

この映画について:1100人を救った男は、金儲けのために工場を始めた。

スピルバーグはこの作品でようやくアカデミー作品賞と監督賞を受賞しました。彼自身がユダヤ系であり、長く手をつけられなかった題材です。

終盤、シンドラーが「もっと救えたはずだ」と崩れる場面には賛否があります。実際にはなかった演出だと指摘されています。

難点は195分の長さと、その一点です。それでも、この題材を広い層に届けた意義は非常に大きい。

この作品の良さ

  • 赤いコートの少女の演出
  • 悪を凡人として描いた造形
  • 最後の実写

当サイトの評価

4.6/5.0

1100人を救った男は、金儲けのために工場を始めた。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.6
映像美4.8
音楽4.8
演技4.9
余韻4.9

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
7部門 作品賞・監督賞ほか
IMDb
9.0 /10
原作
ノンフィクション小説 トーマス・キニーリー

第66回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞など7部門を受賞しました。

スピルバーグは本作の収益を受け取らず、ホロコースト生存者の証言を記録する財団の設立に充てています。

こんな人におすすめ

  • 歴史を直視したい人
  • 一度は観るべき作品を探している人
  • 長尺に耐えられる人

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