フルメタル・ジャケットFULL METAL JACKET
フルメタル・ジャケット
前半45分だけでも、観る価値は十分にあります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- スタンリー・キューブリック
- 出演
- マシュー・モディーン、R・リー・アーメイ、ヴィンセント・ドノフリオ
- 製作国
- イギリス・アメリカ
- 上映時間
- 116分
- 公開
- 1988年3月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
サウスカロライナの海兵隊訓練所。丸刈りにされた新兵たちを、ハートマン先任軍曹が罵倒とともに迎えます。人格を解体し、兵士として組み立て直す8週間が始まります。
「ジョーカー」と名付けられた主人公は、要領よく立ち回ります。一方、太った新兵「微笑みデブ」は、何をやってもうまくできません。
訓練を終えた者たちは、ベトナムへ送られます。ジョーカーは従軍記者として、フエの市街戦に加わります。
ここが見どころ
ハートマン軍曹
演じたR・リー・アーメイは実際の海兵隊教官出身で、台詞の多くを自ら考案しました。当初は指導役として雇われていた人物です。
洗面所の場面
前半の結末。訓練が何を作り出したのかが、そこで示されます。
狙撃手との対峙
終盤、廃墟での一連。この映画が最後に突きつける問いがここにあります。
この映画について:前半は訓練所。後半は戦場。まったく別の映画に見える。
前半と後半で評価が分かれる作品です。訓練所パートの完成度が高すぎて、後半が散漫に見えるという指摘は妥当だと思います。
ただ、後半の狙撃手の場面は、前半で作られた兵士が何をするかという答えになっています。構造としては筋が通っています。
難点は、後半のテンポと、ベトナム側がほとんど描かれないことです。ロケはすべてイギリスで行われました。
この作品の良さ
- 前半の訓練所パート
- R・リー・アーメイの存在感
- 終盤の対峙
当サイトの評価
4.3/5.0
前半は訓練所。後半は戦場。まったく別の映画に見える。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- ノミネート 脚色賞
- IMDb
- 8.3 /10
- 撮影
- 全編イギリス ベトナムを再現
第60回アカデミー賞で脚色賞にノミネートされました。
ベトナムの場面を含め、撮影はすべてイギリス国内で行われています。
こんな人におすすめ
- キューブリック作品を追いたい人
- 軍隊組織に関心がある人
- 強い言葉に耐性がある人
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