サバカンSABAKAN
邦画2022年青春2020年代長崎

サバカン SABAKAN

定番の作りですが、丁寧に作られています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
金沢知樹
出演
番家一路、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル
上映時間
96分
公開
2022年8月

あらすじ(ネタバレなし)

1986年、長崎。小学5年の久田は、平凡な家庭に育っています。クラスで距離を置かれている竹本と、ある日話すようになります。

竹本は貧しい家の子で、いつも同じ服を着ています。彼は「イルカが見える場所へ行こう」と久田を誘います。

二人は自転車で、片道数十キロの海岸を目指します。その道中と、その後の数か月が、久田の記憶に残ることになります。

ここが見どころ

サバ缶

題名の由来となる場面。竹本の家庭の状況が、食卓ひとつで示されます。

尾野真千子の母

怒鳴りながら子どもを守る母親像。この作品の温度を保っています。

1986年の再現

テレビ番組、駄菓子、自転車。細部の積み重ねで時代を作っています。

この映画について:1986年の長崎。小学5年生の夏、自転車で海を目指す。

少年二人のひと夏という、非常に定番の型です。驚きはありませんが、格差という要素をきちんと扱っているのが誠実だと思います。

監督自身の体験が下敷きになっているとされます。96分という長さも適切です。

難点は、終盤の展開が予定調和なことと、大人になった主人公のナレーションがやや多いことです。

この作品の良さ

  • 1986年の再現
  • 格差を扱う姿勢
  • 96分という長さ

当サイトの評価

4.1/5.0

1986年の長崎。小学5年生の夏、自転車で海を目指す。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.2
音楽4.1
演技4.4
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

題材
1986年の長崎 監督の実体験が下敷き
上映時間
96分
IMDb
7.0 /10

金沢知樹監督の実体験を下敷きにした作品とされています。

こんな人におすすめ

  • 少年もののひと夏の話が好きな人
  • 1980年代の空気を味わいたい人
  • 短い映画を探している人

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