リターン・トゥ・ソウルRETURN TO SEOUL
洋画2022年ドラマ2020年代韓国系

リターン・トゥ・ソウル

感動的な再会の話ではありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ダヴィ・シュー
出演
パク・ジミン、オ・グァンノク、ギ・ソンミン
製作国
フランス・ドイツ・ベルギーほか
上映時間
119分
公開
2023年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

25歳のフレディは、旅行の途中でたまたまソウルに立ち寄ります。彼女は生後まもなくフランスの家庭に養子に出された韓国出身の女性です。

韓国語は話せず、養子縁組の機関に行くのも気まぐれでした。しかし手続きの結果、実父から連絡が来ます。

会いたがる父と、会いたいのかどうか自分でも分からない娘。物語は、そこから8年にわたって断続的に進みます。

ここが見どころ

パク・ジミンの存在

俳優ではない美術家が主演しています。予測できない振る舞いが、この人物の造形そのものです。

8年の飛躍

章が変わるたびに、外見も職業も別人のように変わります。説明はありません。

父の家の場面

言葉が通じないまま、通訳を介して感情がぶつかる一連。気まずさが正確です。

この映画について:フランスで育った養子が、思いつきで韓国に来る。

この映画は、「ルーツを見つければ自分が分かる」という前提を拒否します。会っても何も解決しない、というところが誠実です。

主人公は感じが良くありません。人を傷つけ、逃げ、また戻ってきます。その一貫性のなさが、この人物の真実味です。

難点は、共感しにくいことと、時間の飛躍が急なことです。

この作品の良さ

  • ルーツ探しの型を裏切る構成
  • パク・ジミンの起用
  • 気まずさの正確さ

当サイトの評価

4.2/5.0

フランスで育った養子が、思いつきで韓国に来る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.4
音楽4.5
演技4.7
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

カンヌ
ある視点部門 2022年
IMDb
7.0 /10
主演
俳優ではない 美術家のパク・ジミン

2022年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映されました。

主演のパク・ジミンは職業俳優ではなく、美術作家として活動する人物です。

こんな人におすすめ

  • ルーツを扱った作品に関心がある人
  • 共感できない主人公でも平気な人
  • 韓国系の物語を追いたい人

配信を探す

各サービスで「リターン・トゥ・ソウル」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。