

クワイエット・プレイス 破られた沈黙
続編としては珍しく、前作と同等の完成度を保っています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ジョン・クラシンスキー
- 出演
- エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ、キリアン・マーフィ
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2021年
- シリーズ
- 『クワイエット・プレイス』の続編
- 上映時間
- 97分
あらすじ(ネタバレなし)
音に反応して襲ってくる生物により、世界は沈黙を強いられていました。前作の出来事の直後から物語は始まります。
家を失った母と子どもたちは、生き延びるために外へ出ます。しかし安全な場所などどこにもありません。
途中で出会ったかつての知人は、他人を助けることをやめていました。一方、娘のリーガンは自分たちに武器があることに気づき、単独で行動を始めます。
ここが見どころ
冒頭の襲来場面
前作以前、生物が現れた最初の日が描かれます。日常が数分で崩れる過程を一気に見せる、緊張度の高い導入です。
音の設計
聴覚障害のある娘の視点になると、音が消えます。観客の聞こえ方が切り替わることで、危険の見え方が変わります。
並行して進む三つの線
終盤、離れた場所にいる三人が同時に危機を迎えます。編集で緊張を積み上げていく作りです。
この映画について:音を立てたら殺される。今度は外へ出る。
続編として正しい拡張をしています。前作の「家の中」から「外の世界」へ舞台を広げ、設定の可能性を使い切った。
最大の判断は、娘のリーガンを物語の中心に置いたことです。彼女の聴覚障害が弱点ではなく武器になるという構造は、前作から引き継がれ、本作で完成します。
難点は、話としては前作の延長でしかないことです。新しい問いは提示されず、生き延びる話が続くだけ。
97分と短く、無駄がありません。ホラーとしての手際は前作以上です。
この作品の良さ
- 冒頭の襲来場面の緊張度
- 聴覚に合わせて音を切り替える設計
- 娘を物語の中心に据えた構造
- 97分に絞った密度
当サイトの評価
音を立てたら殺される。今度は外へ出る。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 97 分
- シリーズ
- 第2作 目
- 日本公開
- 2021 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
2018年の『クワイエット・プレイス』の続編です。前作に続きジョン・クラシンスキーが監督・脚本を務めました。
続編としての評価は高く、前作からの拡張が成功した例とされています。
こんな人におすすめ
- 前作を観た人
- 静けさを使ったホラーが好きな人
- 短い上映時間の作品を探している人
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