イノセンツTHE INNOCENTS
イノセンツ
動物や子どもへの加害描写があります。苦手な方は注意してください。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- エスキル・フォクト
- 出演
- ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ
- 製作国
- ノルウェーほか
- 上映時間
- 117分
- 公開
- 2022年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ノルウェーの団地。夏休み、9歳のイーダは引っ越してきたばかりです。自閉症の姉アナは言葉を話さず、両親の関心は姉に向いています。
イーダは、同じ団地に住むベンという少年と知り合います。彼は、触れずに物を動かすことができました。
やがて、アナとアイシャという少女にも、それぞれ別の能力が現れます。四人の子どもは、大人の目の届かない場所で遊び始めます。
ここが見どころ
大人が出てこない
物語のほとんどが、大人の視界の外で進みます。誰も止めに入りません。
音の設計
劇伴が極端に少なく、団地の環境音が主体です。
終盤の対決
誰も動かず、誰も声を上げない。公園で、能力だけがぶつかり合う数分です。
この映画について:夏休みの団地。子どもたちに、超能力が芽生える。
脚本家として『わたしは最悪。』も手がけたエスキル・フォクトの監督作です。「子どもは無垢ではない」という前提を、逃げずに描いています。
超能力を扱いながら、演出は徹底して地味です。特殊効果はほとんど使われません。
難点は、動物と子どもへの加害描写があること。これが受け付けない人は多いと思います。
この作品の良さ
- 大人を排した構成
- 地味な演出
- 終盤の静かな対決
当サイトの評価
4.2/5.0
夏休みの団地。子どもたちに、超能力が芽生える。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- ある視点部門 2021年
- IMDb
- 6.9 /10
- 脚本
- エスキル・フォクト 『わたしは最悪。』も担当
2021年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映されました。
監督のエスキル・フォクトは、『わたしは最悪。』の共同脚本も手がけています。
こんな人におすすめ
- 静かなホラーが好きな人
- 北欧映画に関心がある人
- 厳しい描写に耐えられる人
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