クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年・洋画)のイメージ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

3.8/5当サイトの評価(5点満点)

続編としては珍しく、前作と同等の完成度を保っています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ジョン・クラシンスキー
出演
エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ、キリアン・マーフィ
製作国
アメリカ
日本公開
2021年
シリーズ
『クワイエット・プレイス』の続編
上映時間
97分

あらすじ(ネタバレなし)

音に反応して襲ってくる生物により、世界は沈黙を強いられていました。前作の出来事の直後から物語は始まります。

家を失った母と子どもたちは、生き延びるために外へ出ます。しかし安全な場所などどこにもありません。

途中で出会ったかつての知人は、他人を助けることをやめていました。一方、娘のリーガンは自分たちに武器があることに気づき、単独で行動を始めます。

ここが見どころ

冒頭の襲来場面

前作以前、生物が現れた最初の日が描かれます。日常が数分で崩れる過程を一気に見せる、緊張度の高い導入です。

音の設計

聴覚障害のある娘の視点になると、音が消えます。観客の聞こえ方が切り替わることで、危険の見え方が変わります。

並行して進む三つの線

終盤、離れた場所にいる三人が同時に危機を迎えます。編集で緊張を積み上げていく作りです。

この映画について:音を立てたら殺される。今度は外へ出る。

続編として正しい拡張をしています。前作の「家の中」から「外の世界」へ舞台を広げ、設定の可能性を使い切った。

最大の判断は、娘のリーガンを物語の中心に置いたことです。彼女の聴覚障害が弱点ではなく武器になるという構造は、前作から引き継がれ、本作で完成します。

難点は、話としては前作の延長でしかないことです。新しい問いは提示されず、生き延びる話が続くだけ。

97分と短く、無駄がありません。ホラーとしての手際は前作以上です。

この作品の良さ

  • 冒頭の襲来場面の緊張度
  • 聴覚に合わせて音を切り替える設計
  • 娘を物語の中心に据えた構造
  • 97分に絞った密度

当サイトの評価

3.8/5.0

音を立てたら殺される。今度は外へ出る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美4.1
音楽4.0
演技3.9
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

上映時間
97
シリーズ
第2作
日本公開
2021

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

2018年の『クワイエット・プレイス』の続編です。前作に続きジョン・クラシンスキーが監督・脚本を務めました。

続編としての評価は高く、前作からの拡張が成功した例とされています。

こんな人におすすめ

  • 前作を観た人
  • 静けさを使ったホラーが好きな人
  • 短い上映時間の作品を探している人

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