プリズナーズPRISONERS
洋画2013年サスペンス・犯罪2010年代ドゥニ・ヴィルヌーヴ

プリズナーズ

犯人捜しの映画であると同時に、「どこまでやっていいのか」の映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノ、ヴィオラ・デイヴィス
撮影
ロジャー・ディーキンス
製作国
アメリカ
上映時間
153分
公開
2014年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

感謝祭の日。二つの家族が集まった午後に、幼い娘たちが姿を消します。

近くに停まっていたキャンピングカーの運転手が拘束されますが、証拠が足りず釈放されました。

娘の父ケラーは、警察を待っていられません。自分でその男を捕らえます。

ここが見どころ

ロキ刑事の捜査

ジェイク・ギレンホールが演じる刑事は、感情を表に出さず手続きを積み上げます。父親との対比が構造になっています。

雨と冬の色

ロジャー・ディーキンスの撮影は、常に湿って冷たい。逃げ場のなさが画から伝わります。

父親の変質

ヒュー・ジャックマンの演技は、正しさを信じている人が壊れていく過程そのものです。

この映画について:娘が消えた。父親は、自分の手で答えを取りに行こうとする。

「自分ならどうするか」を突きつけられる作品です。父親の行為を肯定も否定もせず、ただ見せます。

153分は長いのですが、この長さがなければ倫理の傾きは伝わらないと思います。

終盤の謎解きには都合の良さもあります。そこは弱点です。

この作品の良さ

  • 俳優陣の演技
  • 撮影と美術
  • 倫理的な問いの立て方

当サイトの評価

4.3/5.0

娘が消えた。父親は、自分の手で答えを取りに行こうとする。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.7
音楽4.4
演技4.8
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

IMDb
8.1 /10
上映時間
153
受賞
アカデミー賞 撮影賞候補

第86回アカデミー賞で撮影賞にノミネートされました。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督にとって、初のハリウッド作品にあたります。

こんな人におすすめ

  • 重い題材に向き合いたい人
  • 俳優の演技を観たい人
  • 長尺を苦にしない人

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