

ONE PIECE FILM RED
ONE PIECEの映画というより、音楽映画として観たほうが納得できる作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 谷口悟朗
- 原作
- 尾田栄一郎
- 歌
- Ado(ウタ役の歌唱)
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2022年
- 興行収入
- 203.4億円
あらすじ(ネタバレなし)
世界中で人気の歌姫ウタが、初めて公の場で姿を現すライブを開催します。音楽の島エレジアに、各地から人々が押し寄せました。
ルフィたち麦わらの一味も会場を訪れます。そこでルフィは、ウタが幼なじみであることを明かします。二人はかつて、同じ船で育った仲でした。
しかしウタの本当の目的は、ライブそのものではありませんでした。彼女は自らの能力を使い、聴衆を新しい世界へ閉じ込めようとします。
ここが見どころ
Adoの歌唱
劇中で7曲が歌われます。楽曲の力が作品の推進力そのものになっており、ライブ映画として観ると構成が理解しやすい。
ライブ演出
歌の場面ごとに映像の様式が変わります。アニメーションの自由度を活かした演出で、この部分の密度は高い。
ウタという人物
シャンクスとの関係を含め、原作の設定と接続されています。ファンにとっては見どころですが、初見には情報が多い。
この映画について:実質、ライブ映画である。
物語としては粗い作品です。ウタの動機や能力の説明は駆け足で、設定の整合より場面の勢いを優先しています。戦闘も断片的です。
しかし、音楽映画として観ると評価が変わります。7曲を軸に構成されており、歌の合間に物語がある、という順序で作られている。この割り切りが203億円という数字を生みました。
谷口悟朗の演出は、映像の様式を切り替えることに力を入れています。曲ごとに絵柄が変わる構成は、ミュージックビデオの集合体に近い。
原作ファン向けの要素も多く、初見の観客には人物関係が分かりにくい作りです。逆にファンにとっては、シャンクス周辺の情報が得られる価値があります。
この作品の良さ
- Adoによる7曲の歌唱
- 曲ごとに様式を変える映像演出
- 音楽映画としての明快な構成
- 原作の設定との接続
当サイトの評価
実質、ライブ映画である。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 203.4 億円
- 楽曲数
- 7 曲
- 公開
- 2022 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
興行収入203.4億円を記録し、2022年の日本映画で最大のヒットとなりました。
Adoが歌唱を担当した楽曲群が作品の中心になっており、音楽面での話題が興行を牽引しました。
こんな人におすすめ
- ONE PIECEのファン
- 音楽映画として観られる人
- Adoの楽曲が好きな人
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