ONE PIECE FILM RED(2022年・邦画)のイメージ
邦画2022年アニメ2020年代日本

ONE PIECE FILM RED

ONE PIECEの映画というより、音楽映画として観たほうが納得できる作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
谷口悟朗
原作
尾田栄一郎
Ado(ウタ役の歌唱)
製作国
日本
公開
2022年
興行収入
203.4億円

あらすじ(ネタバレなし)

世界中で人気の歌姫ウタが、初めて公の場で姿を現すライブを開催します。音楽の島エレジアに、各地から人々が押し寄せました。

ルフィたち麦わらの一味も会場を訪れます。そこでルフィは、ウタが幼なじみであることを明かします。二人はかつて、同じ船で育った仲でした。

しかしウタの本当の目的は、ライブそのものではありませんでした。彼女は自らの能力を使い、聴衆を新しい世界へ閉じ込めようとします。

ここが見どころ

Adoの歌唱

劇中で7曲が歌われます。楽曲の力が作品の推進力そのものになっており、ライブ映画として観ると構成が理解しやすい。

ライブ演出

歌の場面ごとに映像の様式が変わります。アニメーションの自由度を活かした演出で、この部分の密度は高い。

ウタという人物

シャンクスとの関係を含め、原作の設定と接続されています。ファンにとっては見どころですが、初見には情報が多い。

この映画について:実質、ライブ映画である。

物語としては粗い作品です。ウタの動機や能力の説明は駆け足で、設定の整合より場面の勢いを優先しています。戦闘も断片的です。

しかし、音楽映画として観ると評価が変わります。7曲を軸に構成されており、歌の合間に物語がある、という順序で作られている。この割り切りが203億円という数字を生みました。

谷口悟朗の演出は、映像の様式を切り替えることに力を入れています。曲ごとに絵柄が変わる構成は、ミュージックビデオの集合体に近い。

原作ファン向けの要素も多く、初見の観客には人物関係が分かりにくい作りです。逆にファンにとっては、シャンクス周辺の情報が得られる価値があります。

この作品の良さ

  • Adoによる7曲の歌唱
  • 曲ごとに様式を変える映像演出
  • 音楽映画としての明快な構成
  • 原作の設定との接続

当サイトの評価

3.8/5.0

実質、ライブ映画である。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.5
映像美4.4
音楽4.6
演技3.8
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

興行収入
203.4 億円
楽曲数
7
公開
2022

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

興行収入203.4億円を記録し、2022年の日本映画で最大のヒットとなりました。

Adoが歌唱を担当した楽曲群が作品の中心になっており、音楽面での話題が興行を牽引しました。

こんな人におすすめ

  • ONE PIECEのファン
  • 音楽映画として観られる人
  • Adoの楽曲が好きな人

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