ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
事件の背景を知っていると、緊張の意味が変わります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- クエンティン・タランティーノ
- 出演
- レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー
- 製作国
- アメリカ・イギリス・中国
- 上映時間
- 161分
- 公開
- 2019年8月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1969年、ロサンゼルス。西部劇テレビシリーズで人気を得た俳優リック・ダルトンは、いまや悪役でしか呼ばれなくなっています。
彼の専属スタントマンで運転手のクリフ・ブースは、業界での評判が悪く、トレーラーハウスで犬と暮らしています。
リックの隣家には、若手監督ロマン・ポランスキーと女優シャロン・テートが越してきていました。同じ頃、街には奇妙な共同体の若者たちが出入りしています。
ここが見どころ
1969年の再現
看板、ラジオ、車、映画館の上映作品。美術と音楽で、その年の空気を再構築することにほぼすべての予算が使われています。
撮影所の場面
リックが子役に諭され、トレーラーで泣く一連。落ち目の俳優という題材が最も効いています。
ブラッド・ピットの佇まい
屋根に登り、犬に餌をやるだけの場面が多い。それでこの役はアカデミー助演男優賞を受賞しました。
この映画について:1969年のロサンゼルス。ほとんど何も起きない160分。
実在の事件を下敷きにしているため、観客は「この日に何が起きたか」を知りながら、何も起きない日常を見せられ続けます。その落差が緊張を作ります。
結末については、タランティーノらしい選択がなされています。それを不謹慎と見るか、鎮魂と見るかで評価が分かれます。
難点は161分の長さと、シャロン・テート役の台詞が少ないことへの批判です。
この作品の良さ
- 1969年の再現
- 落ち目の俳優という題材
- ブラッド・ピットの佇まい
当サイトの評価
1969年のロサンゼルス。ほとんど何も起きない160分。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 助演男優賞・美術賞
- IMDb
- 7.6 /10
- 題材
- 1969年 実在の事件を下敷き
第92回アカデミー賞で助演男優賞(ブラッド・ピット)と美術賞を受賞しました。
1969年に実際に起きた事件を下敷きにしていますが、結末は史実と異なります。
こんな人におすすめ
- 1960年代のハリウッドに興味がある人
- 筋が進まなくても平気な人
- タランティーノ作品を追いたい人
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