マリッジ・ストーリーMARRIAGE STORY
洋画2019年ドラマ2010年代ノア・バームバック

マリッジ・ストーリー

結婚している人には、かなり効きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ノア・バームバック
音楽
ランディ・ニューマン
出演
アダム・ドライバー、スカーレット・ヨハンソン、ローラ・ダーン
製作国
アメリカ
上映時間
137分
公開
2019年(配信)

あらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークの舞台演出家チャーリーと、俳優のニコール。二人には8歳の息子がいます。冒頭、彼らは互いの長所を書いた文章を読み上げます。それは離婚調停のための課題でした。

ニコールは仕事の都合でロサンゼルスへ移り、そこで弁護士を立てます。当初は穏便に済ませるはずだった手続きが、代理人が入ることで別の様相を帯びていきます。

親権、居住地、生活費。争点が増えるほど、二人が互いを傷つける材料も増えていきます。

ここが見どころ

冒頭の朗読

互いの良いところを並べた文章から始まる。その原稿が最後にもう一度出てくる構成が完璧です。

アパートでの口論

終盤、二人が言ってはならないことを言い切る数分間。近年の映画で最も苛烈な喧嘩の場面のひとつです。

ローラ・ダーンの弁護士

有能で、容赦がない。この役でアカデミー助演女優賞を受賞しました。

この映画について:離婚の話なのに、冒頭は互いの良いところを挙げ合う。

この映画の優れている点は、どちらも悪くないのに、制度に乗せた瞬間に敵同士になるという過程を丁寧に描いたことです。弁護士も悪人として描かれません。

監督自身の離婚経験が反映されているとされますが、妻側の言い分も十分な尺で描かれています。

難点は、137分の後半がやや繰り返しに感じられることです。

この作品の良さ

  • 冒頭と結末の構成
  • 口論の場面の演技
  • どちらにも寄らない書き方

当サイトの評価

4.4/5.0

離婚の話なのに、冒頭は互いの良いところを挙げ合う。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.7
映像美4.0
音楽4.3
演技4.9
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
助演女優賞 ローラ・ダーン
IMDb
7.9 /10
配信
Netflix 劇場公開は限定的

第92回アカデミー賞で助演女優賞を受賞し、作品賞を含む6部門にノミネートされました。

配信を主体とした公開形態で、劇場公開は限定的でした。

こんな人におすすめ

  • 俳優の演技を味わいたい人
  • 夫婦の話に関心がある人
  • 重い題材でも構わない人

配信を探す

各サービスで「マリッジ・ストーリー」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。