マエストロMAESTRO
マエストロ その音楽と愛と
音楽伝記を期待すると、思ったより夫婦の話です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・主演
- ブラッドリー・クーパー
- 出演
- ブラッドリー・クーパー、キャリー・マリガン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 129分
- 公開
- 2023年(配信)
あらすじ(ネタバレなし)
1943年、25歳のレナード・バーンスタインに電話が鳴ります。指揮者が体調を崩し、代役でニューヨーク・フィルを振ることになったのです。彼は一夜にして有名になります。
パーティーで、彼は女優フェリシア・モンテアレグレと出会います。二人は結婚し、子どもをもうけます。
しかしバーンスタインは、男性との関係を続けていました。フェリシアはそれを知りながら、長い年月を共に過ごします。
ここが見どころ
イーリー大聖堂の指揮
マーラーの交響曲第2番を6分間、切らずに撮った場面。実際の大聖堂で、本物のオーケストラを前に撮影されました。
白黒からカラーへ
前半は白黒のスタンダードサイズ、後半はカラーのワイド。時代の推移を画面の形式で示します。
キャリー・マリガン
実質的な主役です。台詞の量も存在感も、指揮者を上回っています。
この映画について:指揮者の伝記ではなく、その妻との40年の話。
バーンスタインの音楽的功績はほとんど説明されません。この映画が扱うのは、才能ある人物のそばにいた人の時間です。
特殊メイクによる鼻の造形が、公開前に議論を呼びました。遺族が支持を表明したことで一応の決着を見ています。
難点は、音楽伝記を期待した観客との齟齬と、時系列の飛び方が急なことです。
この作品の良さ
- 6分間の指揮の長回し
- キャリー・マリガンの演技
- 画面形式の使い分け
当サイトの評価
4.0/5.0
指揮者の伝記ではなく、その妻との40年の話。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.9 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.8 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.1 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 7部門 ノミネート
- IMDb
- 6.5 /10
- 配信
- Netflix 劇場公開は限定的
第96回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、主演女優賞を含む7部門にノミネートされました。
イーリー大聖堂での指揮の場面は、実際にロンドン交響楽団を前にして撮影されています。
こんな人におすすめ
- クラシック音楽に関心がある人
- 夫婦の話が好きな人
- キャリー・マリガンの演技を観たい人
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