エルヴィスELVIS
エルヴィス
4.0/5当サイトの評価(5点満点)
音楽と映像の圧が強い作品です。落ち着いた伝記ではありません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- バズ・ラーマン
- 出演
- オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング
- 製作国
- アメリカ・オーストラリア
- 上映時間
- 159分
- 公開
- 2022年7月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
病床のトム・パーカー大佐が語り始めます。彼は自らを「エルヴィスを作った男」と名乗ります。
ミシシッピの貧しい家に育った少年は、黒人街の教会とブルースから音楽を学びました。腰を振る歌い方は、白人社会に衝撃を与えます。
パーカーは彼をスターに押し上げますが、同時に契約で縛り、海外公演を許さず、ラスベガスに閉じ込めていきます。
ここが見どころ
オースティン・バトラーの歌
初期の楽曲は本人の歌唱が使われています。この役でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。
音楽の源泉の描写
黒人音楽からの影響を明示します。「白人が黒人音楽で成功した」という構造を、避けずに描いています。
1968年のカムバック特番
黒革の衣装での復活公演。ここが映画の頂点です。
この映画について:語り手は、彼を食い物にしたマネージャー。
語り手を搾取した側に置くという構成が優れています。観客は最初から、この語りが信用できないことを知りながら聞くことになります。
バズ・ラーマンらしく編集は極端に速く、前半は情報が洪水のように流れます。ここで脱落する人はいるでしょう。
難点は159分の長さと、後半の失速です。ラスベガス期が長い。
この作品の良さ
- 語り手の設定
- オースティン・バトラーの歌唱
- 音楽の源泉を描く姿勢
当サイトの評価
4.0/5.0
語り手は、彼を食い物にしたマネージャー。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.8 |
| 演技 | 4.6 |
| 余韻 | 4.1 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 8部門 ノミネート
- IMDb
- 7.3 /10
- 興行
- 音楽伝記として上位
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
第95回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む8部門にノミネートされました。
音楽伝記映画としては世界的に高い興行成績を記録しています。
こんな人におすすめ
- 音楽伝記が好きな人
- 派手な映像に耐えられる人
- エルヴィスに興味がある人
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