レディ・バードLADY BIRD
洋画2017年青春2010年代グレタ・ガーウィグ

レディ・バード

94分。無駄がなく、何度も観返せます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
グレタ・ガーウィグ
出演
シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、ティモシー・シャラメ
製作国
アメリカ
上映時間
94分
公開
2018年6月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

2002年、サクラメント。カトリック系の高校に通うクリスティンは、自分で名付けた「レディ・バード」と呼ばれることを周囲に求めています。

彼女はこの街が退屈でたまらず、東海岸の大学に行きたいと願っています。しかし家計は苦しく、看護師の母は現実的な選択を勧めます。

演劇部に入り、恋をし、友人と気まずくなり、また戻る。卒業までの一年が過ぎていきます。

ここが見どころ

冒頭の車中

オーディオブックを聴き終えた直後、口論になり、娘が車から飛び降りる。この2分で母娘の関係がすべて示されます。

ローリー・メトカーフの母

愛情と否定が同じ口から出てくる人物。悪意なく娘を傷つける母親像として、非常に精度が高い。

最後の電話

終盤、主人公が電話をかける場面。何を言うかは、それまでの94分がすべて用意しています。

この映画について:母と娘が、車の中で泣きながら喧嘩する。

この映画の主題は「自分が育った場所への態度」です。嫌っていたはずの街を、離れて初めて見つけ直すという着地が、最後の数分で示されます。

グレタ・ガーウィグの単独監督デビュー作です。自伝的な要素があるとされますが、本人は完全な自伝ではないと述べています。

難点は、脇の人物の掘り下げが浅いこと。94分に収めた代償です。

この作品の良さ

  • 母娘の関係の精度
  • 94分という構成の締まり
  • 終盤の着地

当サイトの評価

4.3/5.0

母と娘が、車の中で泣きながら喧嘩する。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.6
映像美4.1
音楽4.3
演技4.7
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
5部門 作品賞・監督賞ほかノミネート
IMDb
7.4 /10
上映時間
94分

第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞の5部門にノミネートされました。

グレタ・ガーウィグは、この作品で女性としては5人目のアカデミー監督賞候補となりました。

こんな人におすすめ

  • 青春映画が好きな人
  • 母娘の話に関心がある人
  • 短くまとまった映画を探している人

配信を探す

各サービスで「レディ・バード」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。