子連れ狼LONE WOLF AND CUB
子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
劇画をそのまま実写にした、極端な作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 三隅研次
- 原作
- 小池一夫、小島剛夕
- 出演
- 若山富三郎、富川晶宏
- 上映時間
- 83分
- 公開
- 1972年1月
あらすじ(ネタバレなし)
公儀介錯人を務めていた拝一刀は、柳生一族の陰謀により妻を殺され、一族を追われます。
彼は幼い息子の大五郎に、鞠と刀を差し出します。刀を選んだ息子を連れ、彼は「刺客」として生きる道を選びます。
乳母車には仕掛けが仕込まれています。依頼を受け、金で人を斬りながら、父子は柳生への復讐を目指して旅を続けます。
ここが見どころ
乳母車の仕掛け
槍、刃、鉄板。荒唐無稽な発想を、真顔でやり切っています。
若山富三郎の殺陣
柔道と剣術の心得がある俳優で、体の重さと速さが同居しています。
流血の様式
血が噴き出す描写が誇張されています。この表現は後にタランティーノなど海外の監督に影響を与えました。
この映画について:乳母車を押しながら、刺客として旅をする。
リアリズムを完全に放棄した作品です。劇画の絵をそのまま動かすことに徹しており、その割り切りが強みになっています。
海外では『Shogun Assassin』として再編集版が公開され、カルト的な人気を得ました。
難点は、流血と性的な描写がかなり強いこと、そして人物の内面がほとんど描かれないことです。
この作品の良さ
- 乳母車という発想
- 若山富三郎の殺陣
- 様式に徹する潔さ
当サイトの評価
4.0/5.0
乳母車を押しながら、刺客として旅をする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.1 |
世間ではどう評価されているか
- シリーズ
- 全6作 1972〜1974年
- IMDb
- 7.5 /10
- 影響
- 海外の監督に 再編集版が流通
1972年から1974年にかけて全6作が製作されました。
海外では再編集版『Shogun Assassin』が公開され、後の映画作家に影響を与えています。
こんな人におすすめ
- 様式的な時代劇が好きな人
- 流血描写に耐性がある人
- 劇画の実写化に興味がある人
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