御用金GOYOKIN
邦画1969年時代劇1960年代五社英雄

御用金

娯楽時代劇として、非常によくできています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
五社英雄
撮影
森田富士郎
出演
仲代達矢、丹波哲郎、司葉子、中村錦之助
上映時間
124分
公開
1969年5月

あらすじ(ネタバレなし)

北陸のある藩。財政に窮した藩は、幕府に運ぶ御用金を積んだ船をわざと難破させ、金を奪う計画を実行します。目撃者となった漁村の住人は、全員が殺されました。

藩の重役の縁者だった脇坂は、その所業に耐えかね、藩を出ます。ただし「二度と同じことをしない」という約束と引き換えでした。

三年後、江戸で浪人として暮らす彼のもとに、同じ計画がまた進んでいるという知らせが届きます。

ここが見どころ

雪の海岸

白い雪と黒い海。大型の画面で撮られた冬の日本海の映像が、この作品の最大の見どころです。

五社英雄の殺陣

重い刀の音と、地面に足が取られる動き。様式より重量感を優先しています。

仲代達矢と丹波哲郎

元は同志だった二人の対決。立場の違いが最後まで解けません。

この映画について:雪の海岸で、村人が皆殺しにされた。

五社英雄はテレビ出身の監督で、この作品が本格的な劇場進出作にあたります。娯楽時代劇の枠内で、藩という組織の腐敗を扱っています。

映像の強さが際立ちます。とくに雪中の殺陣は、以降の時代劇に影響を与えました。

難点は、人物の心理描写が浅いことと、女性の扱いが道具的なことです。

この作品の良さ

  • 雪の海岸の映像
  • 重量感のある殺陣
  • 組織の腐敗という主題

当サイトの評価

4.0/5.0

雪の海岸で、村人が皆殺しにされた。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.6
音楽4.2
演技4.4
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

撮影
大型画面 冬の日本海でロケ
IMDb
7.3 /10
監督
五社英雄 劇場進出作

五社英雄監督の代表作のひとつで、冬の日本海でのロケ撮影による映像が高く評価されています。

こんな人におすすめ

  • 娯楽時代劇が好きな人
  • 映像の強さを求める人
  • 殺陣を味わいたい人

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