IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年・洋画)のイメージ
洋画2017年ホラー青春アメリカ

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

3.9/5当サイトの評価(5点満点)

怖さより、少年たちの夏の描写がいいんです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
アンディ・ムスキエティ
原作
スティーヴン・キング『IT』
出演
ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、ソフィア・リリス、フィン・ウォルフハード
製作国
アメリカ
日本公開
2017年
上映時間
135分

あらすじ(ネタバレなし)

1988年、メイン州の町デリー。少年ジョージーは、雨の日に紙の船を追って側溝を覗き込み、そのまま行方不明になります。

翌年の夏。兄のビルは、弟がまだ生きていると信じています。同じように居場所のない少年少女たちが集まり、彼らは「負け犬クラブ」を名乗りました。

彼らはそれぞれ、自分が最も恐れるものの姿をした存在に襲われます。その正体は、ピエロの姿で現れる何かでした。

ここが見どころ

少年ものとしての質

ホラーである前に、居場所のない子どもたちが夏を過ごす話として優れています。会話の下品さと親密さがいい。

ビル・スカルスガルドのペニーワイズ

目の焦点が合っていない造形が不気味です。1990年のテレビ版とは別方向の怖さを作りました。

大人が助けない世界

親も教師も警察も頼りになりません。子どもが自力で対処するしかないという設定が徹底されています。

この映画について:27年に一度、町の子どもが消える。

スティーヴン・キングの長編の、子ども時代のパートだけを映画化しています。大人時代は続編で描かれました。

ホラーとしては、驚かせる手法に頼る場面が多い。じわじわ来る怖さより、大きな音と急な動きで来ます。

むしろ優れているのは少年ものとしての部分です。それぞれの家庭に問題があり、怪物より現実の大人のほうが怖いという構造が効いています。

135分と長いのですが、夏休みの時間が過ぎていく感覚がそこで作られます。怖がりたい人より、少年ものが好きな人に勧めます。

この作品の良さ

  • 少年ものとしての完成度
  • ペニーワイズの造形
  • 大人が助けないという設定
  • 夏が過ぎていく時間の感覚

当サイトの評価

3.9/5.0

27年に一度、町の子どもが消える。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.2
音楽4.0
演技4.2
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

上映時間
135
原作
スティーヴン・キング 『IT』
日本公開
2017

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

スティーヴン・キングの長編小説の前半を映画化した作品で、ホラー映画として大きな興行的成功を収めました。

驚かせる手法に頼る場面が多いという指摘があります。

こんな人におすすめ

  • 少年ものが好きな人
  • スティーヴン・キングの原作が好きな人
  • 『スタンド・バイ・ミー』が好きだった人

配信を探す

各サービスで「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。