

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
怖さより、少年たちの夏の描写がいいんです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- アンディ・ムスキエティ
- 原作
- スティーヴン・キング『IT』
- 出演
- ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、ソフィア・リリス、フィン・ウォルフハード
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2017年
- 上映時間
- 135分
あらすじ(ネタバレなし)
1988年、メイン州の町デリー。少年ジョージーは、雨の日に紙の船を追って側溝を覗き込み、そのまま行方不明になります。
翌年の夏。兄のビルは、弟がまだ生きていると信じています。同じように居場所のない少年少女たちが集まり、彼らは「負け犬クラブ」を名乗りました。
彼らはそれぞれ、自分が最も恐れるものの姿をした存在に襲われます。その正体は、ピエロの姿で現れる何かでした。
ここが見どころ
少年ものとしての質
ホラーである前に、居場所のない子どもたちが夏を過ごす話として優れています。会話の下品さと親密さがいい。
ビル・スカルスガルドのペニーワイズ
目の焦点が合っていない造形が不気味です。1990年のテレビ版とは別方向の怖さを作りました。
大人が助けない世界
親も教師も警察も頼りになりません。子どもが自力で対処するしかないという設定が徹底されています。
この映画について:27年に一度、町の子どもが消える。
スティーヴン・キングの長編の、子ども時代のパートだけを映画化しています。大人時代は続編で描かれました。
ホラーとしては、驚かせる手法に頼る場面が多い。じわじわ来る怖さより、大きな音と急な動きで来ます。
むしろ優れているのは少年ものとしての部分です。それぞれの家庭に問題があり、怪物より現実の大人のほうが怖いという構造が効いています。
135分と長いのですが、夏休みの時間が過ぎていく感覚がそこで作られます。怖がりたい人より、少年ものが好きな人に勧めます。
この作品の良さ
- 少年ものとしての完成度
- ペニーワイズの造形
- 大人が助けないという設定
- 夏が過ぎていく時間の感覚
当サイトの評価
27年に一度、町の子どもが消える。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 135 分
- 原作
- スティーヴン・キング 『IT』
- 日本公開
- 2017 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
スティーヴン・キングの長編小説の前半を映画化した作品で、ホラー映画として大きな興行的成功を収めました。
驚かせる手法に頼る場面が多いという指摘があります。
こんな人におすすめ
- 少年ものが好きな人
- スティーヴン・キングの原作が好きな人
- 『スタンド・バイ・ミー』が好きだった人
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